東京オリンピックに繋がるFINAダイビングワールドカップ選考会最終日。女子3m飛板飛込(残枠1)と男子高飛込(残枠2)の激戦が繰り広げられた。

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女子3m飛板では、予選からトップを譲らなかった三上沙也可(米子DC)が優勝。東京オリンピック内定選手としての風格と実力を見せつけた。三上選手は日本人女子選手では唯一の5154Bの大技を利用し、決勝では66.30点を叩き出した。FINAダイビングワールドカップ、東京オリンピックでのメダル獲得にさらに期待が高まる内容であった。
2位には、107Bで65.10点、305Bで69.00点の高得点を出した榎本遼香が入った。安定感を感じさせる芯のある演技は、十分な練習を積んできたことを感じさせた。

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最終競技、男子高飛込では、試合前から注目が集まっていた玉井陸斗(JSS宝塚)が期待に応える演技で見事な優勝を果たした。特に全てのジャッジが9点以上をつけた107Bは圧巻であった。
激戦の2位争いを制したのは西田玲雄(近畿大学/大阪水泳学校)。高難度の207Bで81.00点を出し勢いにのった西田は終盤、高得点を連発した。

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本大会で残り11枠の選手が選ばれ、日本水泳連盟選考委員会にかけられる。
内定されれば、全8競技種目、総勢16人の日本代表選手がワールドカップ東京大会に望むことになる。
FINAワールドカップ東京大会では、是非、渾身の演技を披露してもらい、一人でも多くの翼JAPAN選手が東京オリンピックに出場し、活躍することを祈念いたします。

最後に長期間にわたる本大会を支えてくださった競技役員、応援に足を運んでくださった方々に心から感謝申し上げます。

引き続き、翼JAPAN日本代表選手達を応援していきましょう!

GO!TEAM 翼JAPAN!