完成が迫る東京アクアティクスセンターで4月21日〜6日間の日程で開催予定であるFINAダイビングワールドカップへの代表選考を決める飛込国際大会派遣選手選考会が本日より開幕した。
FINAダイビングワールドカップは国際水泳連盟(FINA)の世界一決定戦であり、2020年東京オリンピックの出場権を獲得できる選考大会ともなっている。
日本のオリンピック選考方法でも、このFINAダイビングワールドカップ東京大会を最終選考と位置付けている。

第1試合、男女10mシンクロナイズド高飛込

男子は5組が、女子は1組ではあったがレベルの高い演技が見られた。
激戦の男子高シンクロで優勝したのは村上和基(三重体協)と伊藤洸輝(日本大学)のペアだった。昨秋の日本選手権の後から強化拠点を東京に移し、腹を括って取り組んできた2人の覚悟を渾身の演技に込めた。6本の演技の中の5本目に飛んだ207Cでは素晴らしい同調性を見せ81.18点を叩き出し最終ラウンドで他のチームを引き離した。
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女子高シンクロにはリオデジャネイロ五輪代表の板橋美波と東京五輪の高飛込ですでに個人種目に内定している荒井祭里(ともにJSS宝塚)のペアが出場。安定した演技で高得点を出した。板橋は昨年、度重なる故障に苦しんだ1年を過ごしたが、久しぶりに見せた元気な演技に安堵したファンも多かったことだろう。
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写真提供  PICSPORT


第2試合は女子飛板シンクロで3チームが試合に臨んだ。
昨年の世界選手権代表ペアの榎本遼香(栃木DC)と宮本葉月(近畿大学/高知SC)、昨年のワールドシリーズ日本代表の金戸凜(セントラルスポーツ/目黒日大高)と安田舞(JOC EA)、昨年の日本選手権優勝の渋沢小哉芳(セントラルスポーツ)と金戸華(セントラルスポーツ/日本大学)の三つ巴となり、どのペアにもチャンスがある試合であった。勝ったのは世界選手権代表の榎本・宮本だった。自由選択飛での同調は素晴らしく、1本飛ぶごとに他のチームを5点ずつ引き離し、ベストスコアを出した。個々の演技の質が上がったことが高得点に繋がった。


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写真提供  PICSPORT


試合は2月9日まで行われる。
試合日程は次の通り。

6日(木)→男子飛板  予選・準決勝
    女子高飛込 予選・準決勝
7日(金)→女子飛板  予選・準決勝
    男子高飛込 予選・準決勝
8日(土)→男子飛板  決勝
    女子高飛込 決勝
9日(日)→女子飛板  決勝
    男子高飛込 決勝