男子高飛込に出場した玉井陸斗選手(JSS宝塚)の予選は、朝9時からの競技開始にもかかわらず109Cを見事に決め会場を沸かせた。80点台の高得点にそのパフォーマンスの高さが光った。1日で予選・準決勝そして夜の決勝に繋げることは体力的にも精神的にもかなりハードであり、競技会強化としては価値ある経験であると考えられる。準決勝では109Cを決めきれず、点数を落としたが、その分207BではVery Good の領域の評点を出した。中国2名そしてメキシコの若手男子との争いと思われたが、決勝では結果中国勢1名を倒し堂々の2位であった。特に109Cや307Cでのスパーダイブが飛び出し、得点合計456.20と1位の中国選手と僅差であった。これからオリンピックに向けての予選会が続くが、その手応えを感じている。
同種目に出場した山田周汰選手(筑波大学)は現地入りしてから後ろ宙返り系の2群3群が定まらず苦慮したが、基礎ベースの飛び出しおよび入水技術の確認を行い見事予選207Cは圧巻のノースプラッシュをたたき出し、80点のスーパーダイブであった。また最近になって飛び出した307Cも無難に決めることができ上々の滑り出しであった。準決勝では予選の207C、307Cを決めきれず苦戦したが難易度の高い演技構成で準決勝を勝ち上がることができた。決勝でも207Cのノースプラッシュで善戦した。特に5237Dではみごとな水切れで会場を沸かせた。今後307Cの完成度を増せばさらに躍進するに違いない。次につながる試合内容であった。

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女子シンクロ高飛込に出場した板橋・荒井ペアは、中国に次いで2位の成績であった。怪我から復調した板橋美波(JSS宝塚)はまだ本来のキレやスピードが戻ってはいないが危なげない演技内容であった。一位中国ペアに3点差まで迫る試合展開であり、2019年3月に行われたワールドシリーズ相模原大会の得点を上回り良好な出来であった。何よりも今シーズン怪我で苦しんだ板橋美波選手の復調ぶりが嬉しく思えた。そして東京オリンピック内定を決めている荒井祭里選手(JSS宝塚)とのシンクロはきっと期待にこてえてくれると思われる内容であった。

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これでマレーシアグランプリが終了しました。
明日シンガポールに移動し週末グランプリに参加します。選手、スタッフ共にハードな遠征をこなしていますが、その成果は今後に生きてくると確信しています。
引き続き応援宜しくお願い致します。

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