95回目を数える、日本選手権が石川県金沢市、金沢プールで本日より始まった。今季の締めくくりとも言える最終戦は、2020年東京オリンピック前、最後の日本選手権ということもあり、史上最高のレベルと参加者数の大会となっている。
本日の第1日目は下記の4試合が行われ、大いに盛り上がった。


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男子1m飛板飛込 優勝 荒木宥図(NSP)・2位 長谷川英治(長野DC)・3位 佐々木康平(日本体育大学)

第1試合となる男子1m飛板飛込は、優勝した荒木選手が序盤から独走状態。他の選手に比べ、一つ高さが抜きん出た演技をし、格の違いを見せつけられた優勝だった。2位は荒木選手と3mシンクロのペアである長谷川選手が長身を活かしたダイナミックな演技と美しい入水を見せてくれた。3位には安定して美しいノースプラッシュを続けた佐々木選手が入った。



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女子3m飛板飛込 優勝 三上沙也可(米子DC)・2位 安田舞(JOCエリートアカデミー)・渋沢小哉芳(セントラル)


第2試合の女子3m飛板飛込は、7月の世界選手権で5位入賞を果たし、2020年東京オリンピックの切符を手にしている三上選手が、予選から突き抜けた演技を揃え、去年から引き続き堂々の2連覇を達成した。2位には、これまでより難易度をアップして本大会に挑んだ安田選手が、ノーミスと言える素晴らしい演技を見せ、日本室内選手権からさらに1つ順位を上げた。3位には渋沢選手が予選12位で決勝に進み、持ち前のダイナミックで力強い演技が光り、決勝では3位まで駆け上がった。一度は引退したベテランの復活劇と言える結果ではないだろうか。


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男子3mシンクロナイズド 優勝 寺内健・坂井丞(ミキハウス) 2位 長谷川英治(長野DC)・荒木宥図(NSP) 3位 安永元樹(和歌山DC)・古橋達弥(日本体育大学)


第3試合は、女子と同時開催された男子3mシンクロナイズド。ここで優勝の期待が高かったのは、7月の世界選手権で2020年東京オリンピックの内定を得ている寺内選手・坂井選手のペアである。会場の期待を裏切ることなく6本全て素晴らしい演技で高得点を叩き出し、優勝を果たした。2位には4月の日本室内選手権で素晴らしい演技を披露し、ユニバーシアードの代表となった長谷川選手と荒木選手のペアが今回も高い同調性とダイナミックな演技を見せてくれた。3位には今回、初めてのペアとなる安永選手と古橋選手が入った。



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女子3mシンクロナイズド 優勝 渋沢小哉芳(セントラル)・金戸華(セントラル/日本大学) 2位 榎本遼香(栃木DC)・宮本葉月(近畿大学/高知SC) 3位 安田舞(JOCエリートアカデミー)・金戸凜(セントラル/目黒日大高)


男子3mシンクロと同時開催された女子3mシンクロナイズドは、7月の世界選手権代表である榎本選手・宮本選手ペア、2016年のワールドカップ代表であり、一度は引退した渋沢選手の復活により実現した渋沢選手・金戸華選手ペア、昨年度優勝ペアである安田選手・金戸凜選手ペアの三つ巴と言える試合であり、どのペアが頂点を勝ち取るか大変注目を集めた試合であった。
結果、渋沢選手・金戸選手ペアがミスを最小限に留め、復活劇と言える優勝を果たした。僅差の2位となったのは榎本選手・宮本選手ペア。今回も高難易度で素晴らしい同調性を披露してくれたが、細かい入水のミスが優勝争いに響いた形となった。3位には今回、難易度をこれまでより上げて今大会に挑んだ安田選手・金戸凜選手が入った。難易度を向上させた演技種目の完成度がもう一つだったか、今回、王座を譲る形となった。


明日は、男子3m飛板飛込み、女子高飛込が開催される。
明日も2020年東京オリンピック内定選手をはじめとする注目の選手が出場予定で、素晴らしい試合が期待できる。ぜひ、大きなご声援をください!