2日目を迎えた夏の全国JOCジュニアオリンピックカップ飛込は、本日も大変な盛り上がりを見せた。
第1試合は9〜11歳女子1m飛板飛込が行われた。
上位に入る選手達は、皆、制限選択飛びの安定度が高く、美しい演技を心がけていることが伺えた。
その中でも跳躍力も兼ね備え、自由選択飛びでも美しさを損なわなかった鈴木愛佳(JSS宝塚)が優勝を果たした。
2位には、小柄な選手が多い中、長身を活かした力強く余裕のある演技を見せた村井颯希(小松DC)、3位には荒削りだが、抜群の空中感覚の良さで踏み切りと入水をコントロールする姿が印象的だった阿辺山綾乃(京都DC)が入った。
第2試合は25人が戦う、今大会で一番出場人数の多いグループであった。
激闘の中、飛び抜けた試合運びをしていたのが、今年度の日本室内選手権で優勝した玉井陸斗(JSS宝塚)である。制限選択飛びでは10点がコールされる場面もあった。
2位には、力強さだけでなく素晴らしい空中感覚で演技をまとめてきた杉本琉音(小松DC)。3位争いは最後までもつれたが、細身ながら高いジャンプをし、美しいフォームと入水が印象的な二羽修万(小松DC)が4位を2点差で退け、表彰台に上がった。
第3試合は14〜15歳女子高飛込が行われたが、とても見応えのあるハラハラドキドキの試合展開だった。それは、3位〜7位までが得点合計270点台であることからお分りいただけるだろう。
優勝した佐々木音華(米子DC)は、制限選択飛びからトップを譲らず少しずつ2位以下を引き離す展開。高さと美しさを兼ね備えた素晴らしい演技だった。
2位に入った望月来華(大分DC)は、佐々木には届かなかったものの、アジアエージ選手権代表らしい全種目大きなミスなく整った演技で、3位以下の選手には少しずつ点差を付けていった。堂々たる2位であった。
3位以下は順位が常に入れ替わる展開。終わってみれば7位までが270点台であったが、3位〜6位までは僅か1.65点の差であった。その接戦をものにしたのが青山由唯加(浜松南陽)である。跳躍力のある力強い演技が勝負強さに繋がった大変印象的な試合を見せてもらった。
本日の最終試合は16〜18歳男子3m飛板飛込。
優勝は、持ち前のダイナミックかつ美しい入水で定評の遠藤拓人(JOCEA)が最終演技までトップを貫いた。
2位にはこの種目、インターハイで優勝を果たした山本馨(大分DC)が最後まで遠藤選手に食らいつく高さと安定感のある素晴らしい演技で2位。
3位は、この種目インターハイで表彰台を逃していた井戸端和馬(大阪水泳/常翔学園)が高校3年生の意地を見せ、表彰台に上がった。
明日から本大会は折り返し後半の競技日程となるが、明日からはシンクロナイズド競技も始まる。
乞うご期待!
第1試合は9〜11歳女子1m飛板飛込が行われた。
上位に入る選手達は、皆、制限選択飛びの安定度が高く、美しい演技を心がけていることが伺えた。
その中でも跳躍力も兼ね備え、自由選択飛びでも美しさを損なわなかった鈴木愛佳(JSS宝塚)が優勝を果たした。
2位には、小柄な選手が多い中、長身を活かした力強く余裕のある演技を見せた村井颯希(小松DC)、3位には荒削りだが、抜群の空中感覚の良さで踏み切りと入水をコントロールする姿が印象的だった阿辺山綾乃(京都DC)が入った。
第2試合は25人が戦う、今大会で一番出場人数の多いグループであった。
激闘の中、飛び抜けた試合運びをしていたのが、今年度の日本室内選手権で優勝した玉井陸斗(JSS宝塚)である。制限選択飛びでは10点がコールされる場面もあった。
2位には、力強さだけでなく素晴らしい空中感覚で演技をまとめてきた杉本琉音(小松DC)。3位争いは最後までもつれたが、細身ながら高いジャンプをし、美しいフォームと入水が印象的な二羽修万(小松DC)が4位を2点差で退け、表彰台に上がった。
第3試合は14〜15歳女子高飛込が行われたが、とても見応えのあるハラハラドキドキの試合展開だった。それは、3位〜7位までが得点合計270点台であることからお分りいただけるだろう。
優勝した佐々木音華(米子DC)は、制限選択飛びからトップを譲らず少しずつ2位以下を引き離す展開。高さと美しさを兼ね備えた素晴らしい演技だった。
2位に入った望月来華(大分DC)は、佐々木には届かなかったものの、アジアエージ選手権代表らしい全種目大きなミスなく整った演技で、3位以下の選手には少しずつ点差を付けていった。堂々たる2位であった。
3位以下は順位が常に入れ替わる展開。終わってみれば7位までが270点台であったが、3位〜6位までは僅か1.65点の差であった。その接戦をものにしたのが青山由唯加(浜松南陽)である。跳躍力のある力強い演技が勝負強さに繋がった大変印象的な試合を見せてもらった。
本日の最終試合は16〜18歳男子3m飛板飛込。
優勝は、持ち前のダイナミックかつ美しい入水で定評の遠藤拓人(JOCEA)が最終演技までトップを貫いた。
2位にはこの種目、インターハイで優勝を果たした山本馨(大分DC)が最後まで遠藤選手に食らいつく高さと安定感のある素晴らしい演技で2位。
3位は、この種目インターハイで表彰台を逃していた井戸端和馬(大阪水泳/常翔学園)が高校3年生の意地を見せ、表彰台に上がった。
明日から本大会は折り返し後半の競技日程となるが、明日からはシンクロナイズド競技も始まる。
乞うご期待!