女子高飛込に出場した荒井は予選を11位で準決勝へ進出した。予選では「すごく緊張した」とのコメント通り、1本目の405Bを評点6点台と従来の水切れがなく21位と出遅れたが、それ以降は各種目60点後半の演技を重ね順位を着々と上げていった。予選の課題としては205Bの飛び出しと入水時のアライメントの改善であった。続く準決勝では、予選での課題が修正でき、405Bで評点8.5をマークしランキング6位で好調な滑り出しであった。しかし3種目の205Bの入水角度が浅く、上位に食い込みことができずに苦しい試合展開となったが、粘り強くその後演技をまとめ305Cで61.60、5253Bで68,80で得点を重ね、全体10位で決勝進出を決めオリンピックの出場権を獲得した。本日17日の決勝に期待したい。

金戸は予選を5位で準決勝へ進出した。予選では5本中4本で高得点をあげ、演技のスピードと入水のキレで上位をキープし試合を進めた。その演技は中国、カナダ、オーストラリアの強豪国の選手にも引けを取らず、観客を沸かせた。特に107B、207Cの演技の完成度は素晴らしく次の試合でも充分期待できる内容であった。次の準決勝では、1本目の107Bで評点8.5をマークしほぼ完璧な演技であった。しかし入水時に肩を取られ、懸念していた以前のケガの影響を受け試合が続行できないほどのアクシデントに見舞われた。その後試合は続けたものの残念ながら207Cや407Cの高難易度種目を決め切ることができずに決勝進出を果たすことができなっかた。


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