4日間に渡る大会は最終日を迎え選手たちの渾身の演技に惜しみない拍手が送られた。

⚫︎第一試合  男子12-13歳  1M飛板飛込
この試合で目立ったのは高飛込で優勝している玉井陸斗(JSS宝塚)と二羽倖駕(小松DC)だ。玉井の正確な板踏みと空中フォーム、鋭い入水は他を抜きん出ており高得点が連発した。しかしこの試合で一番よく板を踏み高さと迫力ある演技をしたのは二羽だろう。昨年のエリート小学生の時よりかなり背が伸び長い手足を使った鋭いジャンプは見張るものがあった。入水でややブレが見られ優勝には手が届かなかったが玉井とともにこの先の成長が楽しみな選手だ。3位争いが熾烈だったが制したのはグループDの春季ジュニア五輪1Mで2連覇している八木魁斗(宮城DC)だった。

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⚫︎第2試合  女子14-15歳  3M飛板飛込
このクラスは身体のラインの綺麗な選手が多く出てきた印象だ。全国中学選手権3連覇の金戸凜(セントラルスポーツダイビングチーム/日出中学)の実力が抜きん出ており特に彼女の得意な205Cと305Cの入水が決まると大きな拍手が起こった。2位は今季大きな成長を見せた山崎佳蓮(高知SC)が全国中学選手権に引き続き表彰台を決めた。山崎は背が高くなった分演技も大きくなり今後の成長が楽しみな選手の1人だ。3位争いを制したのは熊木蘭(群馬DC)だ。全国中学の時と自由選択の種目を変えた戦略が見事にはまり嬉しい表彰台となった。
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⚫︎第3試合  男子16-18歳  高飛込
高難易度の種目が揃う最終試合はとても盛り上がった試合となった。インターハイ3連覇の西田玲雄(大阪水泳学校)は得意な前入水の種目で素晴らしい演技を続け圧倒的な試合をした。西田のノースプラッシュはインパクトのある音と綺麗に締まった脚が見ている人を惹きつける。今年はこの種目で負け無しで9月の日本選手権が楽しみだ。2位に入ったのはインターハイでは僅差で表彰台を逃した金戸快(セントラルスポーツ/日出高)だ。筋トレの成果が徐々に出てきて演技に力強さが出てきた。今後は難易度を上げ更なる挑戦に期待したい。3位の山田周汰にとっては悔しい内容となった。インターハイ2位のリベンジと意気込んだが気負いからか得意な演技にキレがなかった。3人とも高校3年生。切磋琢磨して更に上へと羽ばたいてもらいたい。

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大会4日間が終わり、最優秀選手賞、優秀選手賞、クラブ対抗は以下の通りです。

男子最優秀選手賞
        玉井陸斗(JSS宝塚)

女子最優秀選手賞
        荒井祭里(JSS宝塚

男子優秀選手賞
        伊熊扇李(JSS宝塚/浜松学院)

女子優秀選手賞
        金戸   凜(セントラルスポーツ/日出中学)

団体

優勝       JSS宝塚  88点
準優勝   セントラルスポーツダイビングチーム  60点