大会4日目。男子3mの決勝を終え坂井選手は8位入賞、寺内選手は11位。各選手のコメントをもらっています。



坂井 丞(ミキハウス)

「今回のワールドカップでは全体的にトップ選手とゆうより新しく見る選手が多く出場している印象が強かった。

そんな中、男子3m飛板飛込はロシア以外トップ選手が出場しており2016年のリオデジャネイロオリンピックと出場選手がほぼ同じであった。

 私は3m飛板飛込の個人とシンクロ、二種目に出場、2日目に行われたシンクロでは寺内健選手とペアを組み9位と惜しくも入賞は逃してしまったものの8組しか出れない東京オリンピックに向けてはいいアピールができたと思う。

個人では、2012年のロンドンワールドカップ以来となる主要国際大会で日本人2人が決勝に駒を進めることができ、個人的には安心感のあるなか試合に取り組むことができた。

大舞台のなか力を最大限に発揮する難しさを改めて痛感したが、粘り強く試合を組み立てれた事は今回の収穫である。

 まだまだ東京オリンピックまでにはやらなくてはいけないことが多く残っているが、さらなる高みを目指し日々努力していきたいと思います。益々の応援よろしくお願いします!」


寺内 健(ミキハウス)

「東京五輪を2年後に控えた今大会は、自分もそうであるが各国の選手たちは2020年を見据えての取り組みであると言葉や意識から感じられた。そんな中、今大会は今の自分が世界の中でどういった位置にいるのかを確認し、今の状態をより知るためにも重要な試合であった。練習から気持ちも身体もしっかりコントロール出来ていた。5月から動きのキレがずっとありうまくキープしていたと思う。

個人の予選、準決勝も抜群とは行かないまでも自分の持っている難易率の低さをカバーするパフォーマンスが出来たと思う。決勝前に関しては抜群の動きであったが唯一1本のみ助走を失敗してしまい11位。その1本が入れば、、、と思うが6本の合計の勝負である。試合に負けただけ。ただ自分の演技にも改めて自信を持つ事ができた内容が多く、来年の世界選手権、再来年の東京五輪に向けてはより気持ちが入った。今大会、坂井選手と2人で決勝に臨めたのはとても大きな事だと思っている。いつでも日本人2人は決勝にいるという事を、周りの選手へのプレッシャーとして掛けていけるからだ。そして決勝が大会のスタートラインであるとも思っている。

W杯も残すところ3日。村上選手と宮本選手の試合に向け全力でサポートしていきたいと思います。応援ありがとうございました。」


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