第72回 国民体育大会2日目は小雨が降る中4試合が行われた。

⚫︎少年女子飛板飛込⚫︎
このクラスは日本のトップレベルの選手がひしめき合いとてもエキサイティングな試合となった。
勝ったのはオリンピアンの板橋美波(兵庫県)。踏み切りのブレはあったものの入水をしっかり決めてライバル達に競り勝った。2位になった三上紗也可(鳥取県)は比較的苦手だった2群と3群の踏み切りが修正されてきたようだ。得意の5152Bは天晴れである。3位には地元高知県の宮本葉月が入った。今年から挑戦している107Bに苦戦しているようだがこの辛抱が必ず次につながるだろう。



⚫︎少年男子高飛込⚫︎
この試合は高飛込では負け無しの西田玲雄(大阪府)と中秀太郎(石川県)が熱いトップ争いを繰り広げた。西田は2群と3群に課題はあるものの得意の前入水では失敗しない強さが武器。後半は圧巻の演技で優勝、大きな拍手が送られた。中秀太郎は2位。パワフルな動きと美しい空中フォームは素晴らしい。5群と6群の質が上がれば大きくステップアップすると思われる。3位には今季難易度を上げて辛抱の試合が続いていた金子舜汰(東京都)が渾身の演技で表彰台を手中にした。特に新種目の307Cと5154Bを決めたことは彼の大きな自信になったに違いない。


⚫︎成年女子飛板飛込⚫︎
この試合はユニバーシアード大会日本代表の金戸華(東京都)と同代表の榎本遼香(栃木県)が大接戦を繰り広げた。これまで助走がなかなか安定しなかった金戸がようやく踏み切りが安定してきたことで演技の質が上がり、それがパーソナルベストスコアにつながった。2位となった榎本はラストの405Cをオーバーし優勝こそ逃したが、特に305Bの踏み切りが改善されたことで高さが出て高得点を得やすい演技になった。金戸も榎本もユニバーシアード大会の団体戦で力を合わせて銅メダルを獲得したことがステップアップのきっかけになったのではないだろうか。3位には板の使い方の上手い坂井莉那(神奈川県)が入った。



⚫︎成年男子高飛込⚫︎
大会のトリを飾るこの試合では難易度の高い演技を飛ぶ選手が増え、迫力ある演技とノースプラッシュに大きな拍手が送られた。世界選手権とユニバーシアード大会日本代表の村上和基(三重県)は入水では若干の乱れがあったが決まった時のインパクトが強い。高得点の貯金で逃げ切った。2位には正確な動きとフォーム、そして美しい演技をした須山晴貴(島根県)が入った。飛板が専門の須山だが飛板での練習が高飛込にも生きているようだ。高飛込を得意とする選手たちをギャフンと言わせた。3位には6本の演技をまとめた荒田恭兵(富山県)が入った。今後はハイダイビングに転向という噂もある荒田だが今後の活躍にも注目したい。



今大会は台風の影響で日曜日に行う予定だった種目を前倒しして2日間開催となりました。これにより競技役員の方々や地元のボランティアの皆さんへの負担は計り知れなかったと思われます。皆さんの大きな応援と協力なくしては今大会の成功はあり得ませんでした。本当にありがとうございました!

来週は金沢で日本選手権が開催されます。飛込界初の有料観戦となる今大会は新しくできた金沢プールで行われます。観戦チケットはまだあります!ぜひとも翼ジャパンの選手たちの熱い演技に大きな声援を送って頂ければ幸いです。
これからも翼ジャパンへの応援、よろしくお願いします‼︎

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