2017ユニバーシアード大会飛込競技が終了。
最終日は、男子高飛込決勝に村上選手が出場。
出だしから良い演技で好スタートであったが、3ラウンド目の207Bで、ショートしてしまい、大きく順位を下げてしまう。その後は、何とか持ち直して8位までランキングを上げ、8位入賞となった。
MIX TEAM EVENTには、須山・榎本ペアが出場。日本としては初めての参加となる。選手のコンディションから判断して、種目構成を変更。須山選手が高飛込の612Bを飛び、その他の演技でハイスコアを狙う作戦に。
出だしは、慣れない種目ということもあり、低いランキングからのスタートだったが、榎本選手が狙い通りハイスコアを出し、一気に追い上げムードに。ところが、須山選手が得意としている3mの407Cでまさかのミス。追い上げることができなかった。最終ラウンドで両選手はハイスコアを出すも、3位と5点差の6位で試合終了となった。この種目は、独特な雰囲気もあり他国選手もミスが目立ったことから、良い経験となった。

今大会からMIXシンクロ2種目が追加され、競技日程も8日間となった。
前回大会の結果分析から、女子の団体戦でのメダル獲得を第1目標とし、その中で種目ごとのメダル獲得を目標としてきた。選考の結果、男子選手2名・女子選手4名という理想的なチーム編成で臨む予定であった。しかし、派遣直前に女子1名が故障のため離脱し、女子選手3名となり厳しい戦いとなった。
特に金戸選手は予定していなかった高飛込と女子3m飛板シンクロを追加。榎本選手は、女子3m飛板シンクロとTEAM EVENTを追加とコンディションの維持が課題となった。その中でも、常にチームが前向きで最後まで全員で戦う雰囲気を維持できたため、最終的に第1目標としてきた女子団体で銅メダルを獲得することができた。
期間中、様々な方からチームと選手に対してたくさんの激励と応援メッセージを頂き、そのおかげもあっての結果だと思います。本当にありがとうございました。
                                        監督 坂田 和也