第10回アジア選手権は19日に3日目を迎え、男子高飛込シンクロと女子飛板飛込が行われた。

男子高シンクロは5カ国のエントリー。その中でも中国チームは抜群の高難易度種目を揃えてきており、練習から素晴らしい演技を見せその活躍が期待された。
この試合は参加数こそ少なかったものの日本に続いてインドネシアとイランも高い難易度を揃えてきており、日本にとっては油断のならない試合となった。 
中国は順調に高得点を重ねていったが、5本目の演技をショートするという痛恨のミス。試合前の練習では完璧な仕上がりを見せていただけに、飛込競技は試合で何が起こるかわからない難しさがあることを改めて感じさせられた。ラストの109Cを無難に決めた中国は今大会5つ目の金メダル獲得となった。
日本からは大久保柊と金子舜汰が初の国際大会デビュー戦。演技順1番目という硬くなりがちなスタートを無難に決めた2人は、前半2本の指定選択飛をきっちりと決めいい流れで自由選択飛につないだ。自由選択飛1本目の207Cを決め波に乗ると思われたが、続く107Bでは力んだことでズレが生じる痛恨のミス。しかし続く407Cと5253Bでは個々の演技でノースプラッシュを出し、自己ベストの得点で銀メダルを獲得した。



続く女子飛板飛込では中国の2人が強さを見せた。筋肉量が多く柔軟性のある身体で大きく飛板をしならせ、高さとスピードのある素晴らしい演技を連発。観客席からはため息が漏れた。
日本の板橋は1本目、5152Bを無難に決めると2本目の205Bはオーバー目に、続く305Bではややショート目と辛抱の演技が続いたが、4本目の405Bをきっちりと決めた。ラストの107Bはオーバー目ではあったが、板橋らしいスピードのあるジャンプに観客席からは大きな声援と拍手がわいた。結果、板橋は初日の女子高飛込に続いて2個目の銅メダル獲得となった。
日本代表の2人目は今大会最年少13歳の金戸凜だ。シニア国際大会のデビュー戦となった今大会では緊張から表情に硬さが見られたがとてもよく板が踏めており、小さな身体が大きく見える程ジャンプの高さでは他の大柄な選手たちに見劣りしなかった。入水をオーバーするミスはあったものの、今後の成長が楽しみな選手の1人である。








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