東京辰巳国際水泳場にて17日、第10回アジア選手権が開幕した。
大会は4日間ともシンクロ種目が10時半から、個人種目は11時40分スタートとなっている。

大会初日、1試合目は男子3M飛板飛込シンクロが行われ8カ国が参加。日本からは日本体育大学の学生ペア、長谷川英治と荒木宥図が出場した。
試合は中国チームが1本目からトップを譲らず、世界トップレベルの力を見せつけた。日本チームはとてもいいスタートを切り順調に点数を積み重ねていたが、5本目の入水にミスが出て得点を伸ばすことができず、順調に得点を重ねていたイランとシンガポールと日本の銅メダル争いとなったが、ラスト1本の405Bを決めた日本が銅メダルを勝ち取った。

初日の2試合目は女子高飛込決勝。ここではリオデジャネイロ五輪銀メダリストのSI YAJIE選手が出場し、注目を浴びた。
リオ五輪よりふっくらした印象のSI YAJIE選手だが世界トップクラスの演技は健在。安定した演技でトップを譲らなかった。
日本からは20年ぶりにオリンピックで8位入賞した板橋美波がオリンピックでは封印していた109C(前宙返り4回半抱え型)と207B(後ろ宙返り3回半エビ型)を披露するという情報からメデイアが大注目。そんな中109Cを見事に決め板橋が銅メダルを獲得した。
また、佐々木那奈は素晴らしい演技を重ねノースプラッシュで観客をわかせたが、惜しくも305Cのオーバーが順位に響き4位となった。



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