盛岡市立総合プールで9日から開催されている国民体育大会は最終日を迎え、成年女子飛板飛込、成年男子高飛込の2種目が行われた。

成年女子飛板飛込は10名の参加。この大会を最後に現役を退くオリンピアン中川真依(石川県)が力を振り絞り渾身の演技を見せ優勝。どんなスポーツにも世代交代の時期がくるが、ひとつの時代を駆け抜け日本の飛込界を引っ張ってくれた彼女の功績は大きい。
2位には美しいフォームと入水が持ち味の馬淵優佳(兵庫県)、3位は身体が絞れ動きのキレが戻った榎本遼香(栃木県)だった。



成年男子高飛込は高難易度の種目が目白押しで見ごたえのある試合となった。
昨年の世界選手権日本代表の萩田拓馬(静岡県)が安定した演技を見せ優勝。来週の日本選手権が楽しみである。
ラストラウンドは2位3位争いが熾烈だった。ミスを少なくまとめた新良貴優(広島県)が2位に、そしてスピードある演技をした村上和基(三重県)が3位となった。



来週16日から18日まで東京辰巳国際水泳場にて今季一番大きな試合である日本選手権が開催されます。どうか選手たちにますます大きな声援をよろしくお願いいたします!