大阪プールで行われていた全国ジュニアオリンピックカップは最終日を迎え3つの試合が行われた。
第1試合は女子12歳〜13歳1M飛板飛込。
前半から木村つづみ(JSS宝塚)と金戸凜(KANETO DC)、前田花奈(米子DC)の3人が競っていたが、4本目に金戸が403Bを大ショートさせるミス。前田は6本目に助走をミスして入水を乱し遅れをとった。
そんな中、1人安定した演技を続けた木村がただ1人300点を超えて優勝した。



















左から3位の押切衣舞(JSS宝塚)、優勝した木村、2位の金戸。


入賞者たち
















第2試合は男子14歳〜15歳飛板飛込。
ここでは中秀太郎(石川DC)と遠藤拓人(JOC EA)が高さのある演技で制限選択飛から他を大きく引き離した。とくに中秀太郎のジャンプの高さは圧巻だ。今後の成長が楽しみだ。



















左から2位の遠藤、優勝した中、3位の西田玲雄(大阪水泳学校)




大会の最終試合は女子16歳〜18歳高飛込。ここでは世界選手権代表の佐々木那奈(JSS宝塚)が10点を連発。とくに305Cと5235Dはため息が出るほどの完成度であった。今年2月の国際大会派遣選手代表選考会のときから難易度を落としている種目が3つあるのが気になるところだが、今日の演技はパーフェクトに近いものだった。













左から3位の森澤育美(高知SC)、優勝した佐々木、2位の美濃部沙羅(JSS宝塚)




今回の大会の最優秀選手・優秀選手には以下の選手たちが選ばれた。




男子最優秀選手
伊熊扇李(トビウオJrDC)

























男子優秀選手
西田玲雄(大阪水泳学校)

























女子最優秀選手
佐々木那奈(JSS宝塚)

























女子優秀選手
金戸凜(KANETO DC)






















なお、団体表彰は次のとおり

1位…JSS宝塚  105点
2位…大分DC  48点
3位…高知SC  38点