秋田県立総合プールで開催されていた全国中学体育大会は最終日を迎え、男子飛板飛込の予選と決勝、女子飛板飛込決勝が行われた。
男子で優勝した中秀太郎(石川・安宅中3年)は、助走や板踏みの姿勢が独特でジャンプの高さが際立っており、独走状態であった。2位には遠藤拓人(東京・稲付中2年)が得意の制限選択飛では素晴らしい演技を連発、自由選択飛もまとめてきた。3位には入水の得意な山田周汰(静岡・浜松佐鳴台中3年)が表彰台を決めた。
左から2位の遠藤、優勝の中、3位の山田。
女子決勝では昨年2位だった宮本葉月(高知・土佐女子3年)が気を吐き、最後の1本、5335Dで70点に迫る得点を出し、念願の優勝を果たした。2位には高飛込で優勝した荒井 祭里(兵庫・荒牧中3年)が安定した演技で入った。3位入った若林佑希子(愛知・
守山西中3年)は、昨年より自由選択飛の難易度を上げて挑戦、猛練習が初の表彰台につながった。
表彰式を待つ選手たち。