翼JAPAN

(公財)日本水泳連盟飛込委員会公式ブログ

2019年07月

女子飛板決勝  三上が堂々の5位入賞!


女子3m飛板飛込決勝が行われ、三上紗也可が5位入賞を果たした。予選、準決勝では課題であった205B(得点64.50)、305B(得点67.50)も高得点を上げ、終始60点台をキープする安定した演技内容であった。名だたる世界の強豪に見劣りせず、中国、カナダ、オーストラリアと堂々と戦った結果であり賞賛したい。今後東京2020に向けてメダル争いができるよう更なる飛躍を期待した。

本日で日本チームの出場種目全て終了した。

オリンピック3種目、4名が内定した。

チームミーティングを行い、選手・スタッフ全員で決意を新たにオリンピックに向けてスタートした。


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男子飛板は予選敗退、女子高飛込決勝で荒井が9位

男子飛板飛込は57名の参加で4時間にわたるタフな試合であった。寺内は予選19位リザーブ1で準決勝進出を逃した。難易度合計は各国の選手よりも低いが、精度の高い演技を終始心がけ安定感のある試合展開であった。5353Bでは高さのある飛び出しがで決め切れるかに思われたが、入水時でのヨレを取られ評点が伸びなかったことが残念である。また107Bでは板を抑えきれずに飛び出しが流れたことが高得点に繋がらなかった。世界の情勢はさらに演技構成の高難易度化が進み、精度も上がっているのが実情である。

坂井は予選28位で敗退した。6演技中4演技を評点7点台に留まり高得点に結びつかなかった。いつものように高さとキレのある演技が得意の3群の種目で発揮されなかったことが敗退の要因であった。305B、307Cの踏切で前方に流れたため宙返りに入るタイミングが遅れ、結果入水角度が浅くなった。昨今トレーニングにも力を入れ、体が一回り大きくなったことにより演技に力強さが増した感があっただけに残念である。

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女子高飛込決勝に出場した荒井選手は僅差で8位入賞を逃し9位に終わった。今回の大会では荒井の持ち味の類い希な「ノーススプラッシュ」のキレが発揮できずにいたが、決勝の405B、107B共に評点8.5をマークし良好であった。今シーズン6月のFINAスペイングランプリでは350点台をマークしているだけに上位に食い込む実力を備えている。205Bの入水角度の修正を課題とし安定度の向上が課題である。本人も今回の結果を不服とし更に努力を重ねるつもりであり、オリンピック本番へのモチベーションは高い。 


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女子高飛込で荒井が決勝へ  事実上の東京五輪内定へ

女子高飛込に出場した荒井は予選を11位で準決勝へ進出した。予選では「すごく緊張した」とのコメント通り、1本目の405Bを評点6点台と従来の水切れがなく21位と出遅れたが、それ以降は各種目60点後半の演技を重ね順位を着々と上げていった。予選の課題としては205Bの飛び出しと入水時のアライメントの改善であった。続く準決勝では、予選での課題が修正でき、405Bで評点8.5をマークしランキング6位で好調な滑り出しであった。しかし3種目の205Bの入水角度が浅く、上位に食い込みことができずに苦しい試合展開となったが、粘り強くその後演技をまとめ305Cで61.60、5253Bで68,80で得点を重ね、全体10位で決勝進出を決めオリンピックの出場権を獲得した。本日17日の決勝に期待したい。

金戸は予選を5位で準決勝へ進出した。予選では5本中4本で高得点をあげ、演技のスピードと入水のキレで上位をキープし試合を進めた。その演技は中国、カナダ、オーストラリアの強豪国の選手にも引けを取らず、観客を沸かせた。特に107B、207Cの演技の完成度は素晴らしく次の試合でも充分期待できる内容であった。次の準決勝では、1本目の107Bで評点8.5をマークしほぼ完璧な演技であった。しかし入水時に肩を取られ、懸念していた以前のケガの影響を受け試合が続行できないほどのアクシデントに見舞われた。その後試合は続けたものの残念ながら207Cや407Cの高難易度種目を決め切ることができずに決勝進出を果たすことができなっかた。


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世界選手権  女子飛板シンクロは14位

女子3mシンクロ飛板飛込予選に榎本、宮本組が出場し、予選14位で決勝進出を逃した。決勝進出まで僅差3.87点であっただけに残念であった。試合開始より制限103Bで同調性はよかったものの入水角度が浅く42.60と出遅れたが、続く401BではDIVEランク2位となる48.00をマークし、制限選択飛びを全体8位で自由選択飛びに繋げた。自由選択飛びでは助走5152Bでの踏切タイミングが合わず苦戦したが辛うじてまとめた。しかし305Bでの入水時の乱れから大きく減点を許してしまった。続く205Bで57.60、同調性評定7.0を獲得したが、決勝進出には至らなかった。 今後の課題としては板を抑えるタイミングと飛び出し技術の向上が重要と考え、さらに努力を継続していくことで決意を新たにした。

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世界選手権  速報!  寺内、坂井が飛板シンクロで7位入賞、東京オリンピック第1号内定へ!

男子3mシンクロ飛板飛込結果
寺内、坂井組は
強豪国が高難易度種目を次々と失敗する中、着実に点数を重ね見事
予選2位384.09で通過し決勝に進んだ。課題としては201Bでの同調性の修正のみであった。落ち着いた試合運びであった。
しかし決勝は各チーム予選での課題を修正し、目まぐるしく順位が入れ替わる展開となった。特に前評判の高い中国は制限選択とびで踏切を失敗し、下から追い上げる形となったが自由選択とびで巻き返し見事優勝を果たした。さらにイギリス、メキシコと順位を上げ上位に食い込んだ。
このような試合展開で日本は制限選択飛びでは予選を上回り、数カ国で同点3位で折り返した。自由選択飛びでは205Bの入水角度が浅く、窮地に追い込まれ一気に順位を8位に落とし苦しい試合展開となったが、粘り強く持ちこたえラスト1本でアメリカに逆転されたが、
韓国が大きくミスをし、日本は着実に107Bを70点台をマークし7位389.43で入賞を果たした。
これにより東京オリンピック内定第1号となり寺内は夏季大会最多6度目の出場を勝ち取った。

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