2019年04月
現在、JOCエリートアカデミーが参加しているInternational Youth Diving Meet で遠藤拓人選手が3m飛板飛込で3位と表彰台に上がりました。
遠藤選手は、制限選択飛びから美しい演技を披露し、予選を1位で通過しました。
決勝では更に自由選択飛びの点数を伸ばし、上位争いを行いましたが、109Cや307Cなど決勝で高難度の演技を成功させたカナダ・ロシアの選手に追い抜かれ3位という結果でした。
高い難易度構成が求められる男子シニアの世界に向け、遠藤選手の今後に期待したいと思います。
女子高飛込に出場した安田舞選手は、予選を8位で通過しました。
決勝では107B、5253Bなどで高得点を出し、最後まで3位争いを繰り広げましたが、3位に4点足らずの悔しい4位という結果になりました。
最終日を迎えた日本室内選手権(翼ジャパンカップ)は、男子高飛込、女子1m飛板飛込、シンクロナイズド高飛込競技が実施された。
男子高飛込では、新星が最年少優勝を果たした。若干13歳の玉井陸斗選手(JSS宝塚)は、出場者中の最高難易度で演技をし、予選でミスがあった109Cも決勝では高得点を獲得し、2位以下を寄せ付けずダントツの優勝であった。東京オリンピックが迫るこの時期に翼ジャパンにとって大きな期待を集める存在となりそうだ。2位には静岡ビル保全のベテラン萩田拓馬選手が貫禄の演技を見せ、3位には同じく静岡ビル保全の大塚千誠選手が大混戦を制した。
女子1m飛板飛込では、日本選手権覇者の宮本葉月(近畿大学/高知SC)がダイナミックかつ安定の演技で優勝を果たし、2位には美しさで定評のある藤原ゆりの(立命館大学/京都DC)、3位には素晴らしい高さのある演技を見せた金戸華(セントラルスポーツ/日本大学)が入った。
男子シンクロナイズド高飛込ではワールドシリーズ代表ペアの村上和基(JSS白子)と伊藤洸輝(JSS宝塚/日本大学)が優勝、2位、3位は、今回からペアを組んだ2組がオリンピックを見据えた高難度の演技を披露し、会場を沸かせた。
今回、公開競技となった女子シンクロナイズド高飛込は、飛板飛込のシンクロでおなじみの金戸凜(セントラルスポーツ/目黒日大)と安田舞(JOCエリートアカデミー)と若林佑希子、長澤明生(日本体育大学)のペアが2020東京を視野に入れた力強い演技を披露してくれた。
この大会の結果を受け、世界水泳、グランプリ、アジアカップ、ユニバーサアードの代表が決定する。
代表メンバーはこのブログでも公開しますので、今しばらくお待ちください!
羽ばたけ!翼JAPAN!
大会2日目は男子3M飛板飛込と女子高飛込の2種目が行われた。
男子3M飛板では日本のトップ坂井丞(ミキハウス)、寺内健(ミキハウス)に大学生の須山晴貴(島根大学)、伊藤洸輝(JSS宝塚/日本大学)が追う展開と思われたが決勝では好調の須山を坂井と寺内が追う展開となった。昨年膝の手術をして数ヶ月間練習が出来なかった須山が復帰戦で気を吐き、ラストの307Cを決めれば世界選手権の切符を手にするという場面で助走が合わず入水をオーバーしてしまった。
勝ったのは大ベテランの寺内だった。辛抱の演技を続けて久しぶりに表彰台の一番上に上がった。
4月19日から3日間、東京辰巳国際水泳場で日本室内選手権(翼ジャパンカップ)が開催されます。
初日は男子1M飛板飛込、女子3M飛板飛込、男女3Mシンクロが行われた。
男子1Mは予選では演技の乱れが多かったが決勝ではまとまった演技が多く見られた。昨年より力をつけた遠藤拓人(JOCエリートアカデミー)が高さのある演技を続け初めてシニア大会のタイトルを手にした。
2位にはダイナミックな演技が持ち味の社会人1年生の荒木侑図(NSP)が入り、3位はベテラン長谷川寛人(長岡DC)が入った。
女子3M飛板飛込では三上紗也可(米子DC)の演技が光った。予選こそ入水が乱れたものもあったが決勝では安定した堂々の演技を披露した。昨年は怪我に泣き練習出来ない時期もあったがそれを乗り越え勝利を掴んだ。2位には成長著しい宮本葉月(近畿大学/高SC)が入り、3位は5本をよくまとめた安田舞(JOCエリートアカデミー)だった。
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