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3月25日、26日に東京辰巳国際水泳場で開催された。夏季大会とは違い、グループD、C、Bの3つの区分での試合となった。
2018年夏の飛躍を誓い、参加選手たちが2日間に渡り熱い演技を繰り広げた。

大会の先陣を切ったのは女子グループD(9〜11歳)。
9人の選手たちが元気な演技を披露した。勝ったのは山吉絢(三重DC)。元気でメリハリある演技で表彰台を勝ち取った。
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グループC(12〜13歳)は今大会男子最優秀選手に選ばれた伊熊扇李(浜松学院中)が他を寄せ付けず独走。コーチからのコメント。「今大会は世界ジュニアの選考会も兼ねていたので1Mの練習が疎かになってしまい、自由選択はかなり乱れましたが制限は良くまとめることができて優勝につながったと思います。来年は更に完成度を上げてのぞみたいです」
伊熊選手のコメント「105Bと305Cはミスをしたけど その他の種目は良い演技ができた。練習で安定してもいなかったハードルも試合では上手く入ることができた。」

グループB(14〜15歳)女子は昨年よりパワーがついた金戸凜(セントラルスポーツダイビングチーム)が危なげなく優勝。女子の最優秀選手賞となった。
金戸選手のコメント。「今回の試合ではベストな演技は出来なかったけど優勝することが出来て良かったです。これからはもっと技の精度と安定性をあげて世界で戦える選手になっていきたいです。」

大会2日目。グループDでは八木魁斗(宮城DC)が二連覇と大活躍。小柄ながらよく板を踏み動きにキレがあった。八木選手のコメント。「春2連覇するぞ!と強い気持ちで試合に挑みました。一本目は緊張もあってハードルのバランスを崩してしまいましたが二本目以降はリラックスして飛ぶ事が出来ました。夏も優勝目指して難易度と正確度をあげれるよう練習を頑張ります。」
コーチからは「本人は『この大会は必ず優勝したい。』と意気込みを語っていました。なんとか目標を達成できました。まだまだ多くの課題がありますが夏の大会に向け頑張っていきたいと思います。」
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グループC女子は関野思衣(栃木DC)が初優勝。身長が伸び力がついてきたようで、しっかり板を踏んで高さが出てきた。コーチのコメント「コーチになって初めて選手を優勝させることができ最高に嬉しい。」
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大会ラストは男子グループB。接戦を制したのは春から高校生になる山本馨(大分DC)だ。室内プールがなく練習が十分とは言えない環境の中だったがジュニア強化指定選手として勝つことにこだわった。コーチのコメント「夏の覇者として、追われる立場での試合でした。僅差の試合展開になり、そのような時は緊張感から小さなミスや一本の失敗がありましたが、大きなミスも無く、成長を感じる事ができました。同時に課題も多々見つかった事は事実ですし、収穫の多い試合でした。」
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大会お疲れ様でした。ジュニア選手たちの元気な演技に力をもらえたと感じた人も多かったことでしょう。
次なる目標を目指してさらなる成長を期待したいですね!