翼JAPAN

(公財)日本水泳連盟飛込委員会公式ブログ

2017年09月

日本選手権、最終日の結果

22日から金沢プールで行われていた日本選手権は24日に最終日を迎え、女子1M飛板飛込、男子高飛込、男女シンクロ高飛込が行われた。

女子1M飛板は誰が勝っても初優勝ということで勝負の行方に注目が集まった。
優勝争いはスピードに勝る宮本葉月(土佐女子)とパワフルな演技が持ち味の金戸華(セントラルD)の一騎打ちとなったが、金戸の1本目の助走のミスが響き、宮本が高知県に初めての日本選手権優勝というタイトルを持ち帰ることになった。



男子高飛込は実力が拮抗しており混戦となった。そんな中安定した演技を見せたのは世界選手権代表の村上和基(JSS白子)だ。美しいフォームと水中に吸い込まれるような鋭い入水が高得点につながり評点9点を連発。観客席では鳴り止まぬ拍手が次の演技者の順番まで続いたほどだった。2位には地元石川県の期待の星、中秀太郎(小松市立)が存在感ある演技で日本選手権初の表彰台を決めた。飛板が得意な中だが高飛込の演技もパワフルで素晴らしかった。取り組んできた後ろ入水の姿勢が矯正され安定した入水に繋がったのではないだろうか。3位には3群のミスはあったものの高難易度の種目で得点を重ねたベテラン萩田拓馬(静岡ビル保善)が入った。


女子高飛込シンクロは3チームの参加。勝ったユニバーシアードペアの榎本遼香(筑波大)と金戸華は今季最高の演技で282点を獲得、競技会強化としてイタリアGPに出場、経験を重ねたことが今季の大きな成果に繋がったといえるだろう。



男子はトップ争いが熾烈だった。昨年から負け無しの大久保柊(筑波大)と金子舜汰(セントラルD)に4チームが挑戦。トップ争いをしたのは大久保、金子ペアと遠藤正人、荒田恭兵(ともに日体大)ペア、西田玲雄、井戸畑和馬(ともに大阪水泳学校)ペアだ。ランキングが常に数点差で勝負の行方はラスト1本の勝負となった。勝ったのは大学4年生ペアの遠藤、荒田で大学生活の最後を日本選手権優勝で飾った。


3日間に渡る大会が無事に終わりました。その間、1500人を越す観客の方々が会場に足を運んでくださいました。アスリート達と会場が一体となり大変盛り上がった素晴らしい大会でした。
サポートしてくださった地元金沢の皆さん、競技運営で支えてくださった役員の方々、本当にありがとうございました。そして、この大会を一番盛り上げてくれたのは選手たちの熱い演技だったのではないでしょうか。
今後も選手たちの熱い挑戦から目が離せませんね!

GO  GO  翼JAPAN!

日本選手権、2日目。荒井祭里が初優勝!

女子高飛込  初優勝の荒井祭里

金沢プールで開催されている日本選手権は2日目を迎え、男子3M飛板飛込と女子高飛込が行われた。観客席には大勢の観客が詰めかけ選手たちの演技に大きな拍手が送られた。

男子3M飛板では第一人者の坂井丞(ミキハウス)が気を吐き高得点を連発。特に307Cは会心の出来で水中でのガッツポーズが出たほど。坂井のスピードある動き、美しい入水に観客はどよめき歓声が上がった。484点という得点も素晴らしかった。2位はキレのある動きが戻った寺内健(ミキハウス)。長いキャリアで身につけた適応力は流石の一言。寺内がこだわる美しい飛び込みは健在でより磨きがかかったのではないだろうか。3位は期待のホープ須山晴貴(島根大)。上位2人の一角を崩すかという期待がかかったが307Cと5337Dで痛恨のミス。伸び盛りの高校3年生伊藤洸輝(JOC EA)に追いつかれ際どい3位であった。


女子高飛込は棄権者が多く14人の予選となったがまとまった演技が多かった。期待されたオリンピアン板橋美波(JSS宝塚)は肩の違和感から今回の高飛込の参加を回避。誰が新チャンピオンになるのかが注目された。予選から好調だった荒井祭里(JSS宝塚)は昨年の失敗を繰り返さなかった。昨年は予選好調1位通過だったものの決勝では5位と涙を飲んだが今年の決勝では違った。5本の演技は神がかったと言えるほどの素晴らしい出来で予選より遥かに上回る高得点でパーソナルベストスコアを出した。それまでの努力を表明した素晴らしい演技に会場からは割れんばかりの拍手が送られた。2位に入ったのは高飛込日本選手権では初出場となる14歳金戸凜(セントラルD)。経験が浅いものの周りの期待が大きくプレッシャーもあったと思われるが、ラストの5237Dを決めた金戸の成長は飛込界に明るい未来を予想させるものだった。3位は今季成長著しい長澤明生(富山国際大付)がほぼノーミスの演技で300点越えを果たした。県の強化指定選手としてトレーニングなどのサポートを受けるようになったことが彼女の成長を後押ししていることは間違いないだろう。
今年2月の国際大会派遣選手選考会、6月の日本室内選手権、そして今回の日本選手権はそれぞれチャンピオンが違う。また今回は出場しなかったが板橋美波、三上紗也可(米子DC)、榎本遼香(筑波大)を含め、女子高飛込のレベルが上がり層が厚くなってきたのは明るいニュースだ。今後の彼女たちの競争から目が離せないだろう。

日本選手権、金沢で開幕!

女子3M飛板飛込で2連覇の板橋美波

第93回日本選手権は石川県に新しくできたできた金沢プールで22日に開幕した。今大会は初めての有料入場で行われる。また、この大会では11月にオーストラリアのゴールドコーストで開かれるワールドグランプリ大会の代表選手が選出される。

決勝1試合目は男子1M飛板飛込。迫力あるジャンプと毎回変わるランキングに目が離せない試合となった。勝ったのは荒木宥図(日体大)で細かなミスはあったが6本を無難にまとめたのが勝因。今後はさらに精度を高めて3M飛板の高難易度種目への挑戦につなげてもらいたい。
2位、3位には岡島太一、遠藤正人の日本体育大学4年生の2人が入り同大学が表彰台を独占した。

初優勝の荒木宥図



女子3M飛板飛込では、予選は波があったものの決勝は全体的にまとまった試合となった。予選では12位が同点2名ということで13人で決勝が行われることとなった。
優勝した板橋美波(JSS宝塚)は今大会は高飛込を棄権しこの飛板のみの参加となる。細かなミスがありベストの演技ではなかったものの他の選手たちが板橋の背中を追う試合展開となった。2位には最近成長著しい高校2年生の宮本葉月(土佐女子)が日本室内選手権に続く2位を獲得した。得意の2群3群が決まり高得点を重ねた。挑戦中の107Bが安定してくれば世界との勝負が見えてくるだろう。3位には予選でギリギリの12位通過だった藤原ゆりの(立命館高校)が予選とは見違える演技を連発、インターハイでも叶わなかった表彰台をまさかの日本選手権で叶えコーチとともに喜びを爆発させていた。




男女3M飛板シンクロ決勝。
男子は5チーム、女子は7チームと昨年よりも参加チームが増えシンクロへの意気込みが感じられる試合となった。
女子は昨年の優勝ペアの安田舞(米子DC)と金戸凜(セントラルD)のペアと今季からペアを組んでいる三上紗也可(米子DC)と宮本葉月、それにユニバーシアード代表ペアの榎本遼香(筑波大)と金戸華(セントラルD)の3つのチームが好演技をしラストまで勝負のわからない接戦を繰り広げた。勝った三上/宮本ペアは276点、2位の安田/金戸凜は275点、3位の榎本/金戸華は271点と3つのチームが270点を超える点数を獲得。東京2020を見据えた強化が形になってきたのを感じさせる試合となった。世界と勝負するには300点超えの点数が必要。今後も継続した強化のもとそれぞれのチームが精度を上げ競い合うことで世界との差を縮めてもらいたい。


一方男子は寺内健、坂井丞(ミキハウス)のペアに若手達がどう勝負を挑むかが注目されたが結果は実力と経験の勝る寺内/坂井の独壇場となった。2位となった長谷川英治、荒木宥図(日体大)は2人ともが新潟出身のよく息の合ったペアだ。今後の成長が期待される。3位は今季からペアを組んでいる須山晴貴(島根大)と伊藤洸輝(JOC EA)。この2人はそれぞれが高難易度の種目を持っているだけに今回の205Bのミスは痛かった。本気で世界を狙うならば高難易度の種目を4本揃える必要がある。今後は失敗しても高難易度の種目に挑戦し経験を重ねていくことで世界への突破口を切り開いていく覚悟が必要だろう。世界と戦える種目を揃えることがそのカギとなるのではないだろうか。


写真提供  PICSPORT

愛顔(えがお)つなぐえひめ国体、最終日の結果

第72回 国民体育大会2日目は小雨が降る中4試合が行われた。

⚫︎少年女子飛板飛込⚫︎
このクラスは日本のトップレベルの選手がひしめき合いとてもエキサイティングな試合となった。
勝ったのはオリンピアンの板橋美波(兵庫県)。踏み切りのブレはあったものの入水をしっかり決めてライバル達に競り勝った。2位になった三上紗也可(鳥取県)は比較的苦手だった2群と3群の踏み切りが修正されてきたようだ。得意の5152Bは天晴れである。3位には地元高知県の宮本葉月が入った。今年から挑戦している107Bに苦戦しているようだがこの辛抱が必ず次につながるだろう。



⚫︎少年男子高飛込⚫︎
この試合は高飛込では負け無しの西田玲雄(大阪府)と中秀太郎(石川県)が熱いトップ争いを繰り広げた。西田は2群と3群に課題はあるものの得意の前入水では失敗しない強さが武器。後半は圧巻の演技で優勝、大きな拍手が送られた。中秀太郎は2位。パワフルな動きと美しい空中フォームは素晴らしい。5群と6群の質が上がれば大きくステップアップすると思われる。3位には今季難易度を上げて辛抱の試合が続いていた金子舜汰(東京都)が渾身の演技で表彰台を手中にした。特に新種目の307Cと5154Bを決めたことは彼の大きな自信になったに違いない。


⚫︎成年女子飛板飛込⚫︎
この試合はユニバーシアード大会日本代表の金戸華(東京都)と同代表の榎本遼香(栃木県)が大接戦を繰り広げた。これまで助走がなかなか安定しなかった金戸がようやく踏み切りが安定してきたことで演技の質が上がり、それがパーソナルベストスコアにつながった。2位となった榎本はラストの405Cをオーバーし優勝こそ逃したが、特に305Bの踏み切りが改善されたことで高さが出て高得点を得やすい演技になった。金戸も榎本もユニバーシアード大会の団体戦で力を合わせて銅メダルを獲得したことがステップアップのきっかけになったのではないだろうか。3位には板の使い方の上手い坂井莉那(神奈川県)が入った。



⚫︎成年男子高飛込⚫︎
大会のトリを飾るこの試合では難易度の高い演技を飛ぶ選手が増え、迫力ある演技とノースプラッシュに大きな拍手が送られた。世界選手権とユニバーシアード大会日本代表の村上和基(三重県)は入水では若干の乱れがあったが決まった時のインパクトが強い。高得点の貯金で逃げ切った。2位には正確な動きとフォーム、そして美しい演技をした須山晴貴(島根県)が入った。飛板が専門の須山だが飛板での練習が高飛込にも生きているようだ。高飛込を得意とする選手たちをギャフンと言わせた。3位には6本の演技をまとめた荒田恭兵(富山県)が入った。今後はハイダイビングに転向という噂もある荒田だが今後の活躍にも注目したい。



今大会は台風の影響で日曜日に行う予定だった種目を前倒しして2日間開催となりました。これにより競技役員の方々や地元のボランティアの皆さんへの負担は計り知れなかったと思われます。皆さんの大きな応援と協力なくしては今大会の成功はあり得ませんでした。本当にありがとうございました!

来週は金沢で日本選手権が開催されます。飛込界初の有料観戦となる今大会は新しくできた金沢プールで行われます。観戦チケットはまだあります!ぜひとも翼ジャパンの選手たちの熱い演技に大きな声援を送って頂ければ幸いです。
これからも翼ジャパンへの応援、よろしくお願いします‼︎

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第72回 愛顔つなぐえひめ国体 開幕!

今年の国体は愛媛県開催だが、飛込競技は高知県の春野運動公園プールで開催されている。
また、台風18号の影響で大会日程が3日間から2日間に短縮されることになった。悪天候の暗い雰囲気を吹き飛ばすような熱気あふれる演技が期待される。

初日の15日(金)は4種目の決勝が行われた。

⚫︎少年女子高飛込⚫︎
若さ溢れるバネのある演技が多かった。試合はインターハイ2連覇の荒井祭里(兵庫県)に開催県の宮本葉月、そしてアジアエージ日本代表の長澤明生(富山県)がどう絡んでくるかが注目されたが、フタを開けるとラスト1本まで勝負のわからない大混戦となった。勝ったのは地元高知県の宮本。メリハリある動きで演技をまとめ国体初優勝、大会を盛り上げた。2位には最初の107Bをノースプラッシュで決めて波に乗った長澤が入った。長澤は直前のアジアエージ大会での経験を経てグンと成長したように見えた。3位は苦手な2群、3群が決まり5本の演技をまとめた藤原ゆりの(京都)が入った。



⚫︎少年男子飛板飛込⚫︎
この試合は今季負けなしの伊藤洸輝(神奈川県)と中秀太郎(石川県)のトップ争いが注目となった。今季安定した演技をしている伊藤は今年から挑戦している307Cを見事に決め、トップを譲らなかった。中は高さとスピードで食らいついたが入水のブレが見られ悔しい2位となった。3位は混戦でラスト1本までドキドキの試合展開だったが、ノーマークの江藤眞透(大分県)がほぼノーミスの演技をして順位を上げ初の全国大会の表彰台を決めた。


⚫︎成年女子高飛込⚫︎
少年女子に負けじと成年女子9名が元気な演技を繰り広げた。ユニバーシアード大会日本代表の榎本遼香(栃木県)に他の選手たちがどこまで迫れるかという試合展開となった。勝ったのは榎本でやや入水のブレはあったもののインカレに続く優勝、日本代表の意地を見せた。2位には同じくユニバーシアード大会日本代表の金戸華(東京都)が入り難易度は高くないが5本の演技をきっちりまとめた。3位は身体を絞り動きが良くなった社会人1年目の太村朱里(石川県)だった。



⚫︎成年男子飛板飛込⚫︎
ここでは日本チャンピオンの坂井丞(神奈川県)にベテラン寺内健(兵庫県)、ユニバーシアード大会日本代表の須山晴貴(島根県)がどう絡んでくるかが注目された。坂井は動きはベストではなかったものの6本の演技をしっかりまとめてくるのはさすが。堂々の優勝となった。寺内は本来のキレのある動きは見られず今回は3位に終わった。2位には伸び盛りの須山が入った。須山が難易度の高い種目を決めるたび大きな歓声がわいた。しかし難易度の低い205Bを大きくオーバー。このミスで優勝を手放した。世界でも207Cは回らないが回りすぎる205Bを試合で決めるのに海外勢の選手たちも苦労しているようが、世界を見据えてさらなる挑戦を期待したい。来週の日本選手権が楽しみだ。

アジアエージ大会、最終日の結果

今大会の最終日、日本からはグループCの3M飛板飛込に伊熊扇李(浜松学院)、グループBの3M飛板飛込に金戸凜(セントラルD)、山本馨(大分DC)が出場した。

グループC3M飛板飛込
伊熊は前日の勢いのまま制限選択飛からキレのある入水で中国を追随したが、自由1本目の205Cをショートしてしまい、このミスが響き銀メダルとなった。しかしレベルの高い中国選手2人中1人には勝った事は評価したい。今後の課題としてはグループBに上がると世界は一気にレベルアップしてくるのでそこに合わせた対応を期待したい。


グループB3M飛板飛込
金戸凜は制限選択飛で、優勝した中国選手との体格差からくる高さの違いで差をつけられ銀メダルとなった。だが自由選択飛においては中国選手に引けを取らず得点を重ねた。身体ができてきた時が楽しみだ。

山本馨も銀メダルを獲得。この試合は山本の持ち前の生きの良い演技が多く見られた。ただ入水時の身体の緩みからキレが悪く高得点には繋がらなかったので、この先を目指す為にそこの改善が必要であろう。


4日間の試合が無事に終了しました。
たくさんの応援ありがとうございました。


アジアエージ大会、3日目の速報。伊熊、堂々の金メダル獲得!

グループC高飛込
初日の1M飛板飛込で0.7点差で苦渋を飲んだ伊熊が、高飛込でキレのある演技で会場を沸かせ、終始試合の主導権を握り中国選手を押さえ優勝した。



グループB高飛込
グループB女子で金戸凜はナショナルクラスの中国選手に一歩も引かず2点差の2位で最終ラウンドまで持ち込んだが、ラスト5237Dを痛恨のミス!銀メダルに終わった。しかし本人は十分中国と張り合える感触をつかんだようだ。



同グループB男子の山本馨は、前半細かいミスが続き我慢の試合展開であったが、昨日のミスは繰り返さないとラスト207Cを決め銀メダルを獲得した。



グループA1M飛板飛込
グループAの伊藤洸輝と長澤明生は揃って銅メダルとなった。伊藤はよく板も踏めて高さのある演技で今大会中一番の迫力の演技であったが、入水の詰めの甘さが上位2名には届かなかった。 
長澤も3試合目にしてやっとリズムを掴んだような伸び伸びとした演技で銅メダルを獲得した。



アジアエージ大会、2日目

グループB1M飛板飛込
グループBデビューの金戸凜(セントラルD)はシニアレベルの体格差のある中国選手に食らいつくべく果敢に美しい演技を披露したが、さすがに1mでは高さ、難易度ともに及ばす金メダルには届かず。銀メダルを獲得した。
同グループ男子の山本馨(大分DC)は後半
まで粘り強く2位をキープしていたが、ラストの305Cを大きくオーバーしてしまい、山本に食らいついていたカザフスタンの選手に抜かれ悔しい銅メダルとなった。
グループA高飛込
長澤明生(富山国際大付)は得意の高飛込で表彰台を狙ったが力みが出て細かなミスが響き4位となった。また、伊藤洸輝(JOC EA)は演技をまとめられず5位に沈んだ。
なお、表彰式は翌日に行われる。


初日に行われた試合の表彰式が2日目に行われた。

グループC1M飛板飛込
2位の伊熊扇李(浜松学院)


グループA3M飛板飛込
伊藤洸輝(JOC EA)

グループA3M飛板飛込
長澤明生(富山国際大付)

第9回アジアエージ大会開幕。初日に伊熊が好演技!

第9回アジアエージ大会はウズベキスタンのタシケント市にあるアクアティックスポーツプレイスにて9月7日に開幕した。大会は10日までの4日間。


グループC1M飛板飛込
今回が初遠征どころか飛行機も初めて乗ったという伊熊扇李(浜松学院1年)が初日の1試合目と経験のない選手には厳しい状況の中で存在感を示した。
今回は中国が14名の選手団で参加。グループCにも2名をエントリーしてきた。前半から伊熊が好演技で絡み3選手が混戦のまま後半へ。1位と11点差で2位につけていた伊熊はラストの305Cでスーパーダイブ!この試合全選手で唯一の70点台を叩き出し中国にプレッシャーをかけた。しかし暫定1位の選手も素晴らしい演技で応戦。惜しくも0.7点届かなかったが中国選手に1人勝っての堂々の2位。センセーショナルなアジアデビューを果たした。

グループA3M飛板飛込
伊藤洸輝(JOC EA)は中国の2人に食いついていきたいところであったが、逆にその気持ちが良くない方に傾いてしまったのか助走が安定せず中国選手に離されてしまった。しかし辛抱強く粘る演技で銅メダルは確保した。
長澤明生(富山国際大付)が得意とするのは高飛込だが、この飛板でも積極的な飛び込みを見せ初遠征で初の銅メダルを獲得した。

なお、大会初日の表彰式は開会式の都合により2日目に行われます。

インカレ最終日!

インカレ最終日
女子3m飛板飛込は、ユニバーシアード代表の金戸 華選手(日大)と、榎本 遼香選手(筑波大)の争いとなった。予選から落ち着いて演技をまとめてきた榎本選手は、決勝で不安定になりつつも最終演技をしっかりとまとめて、飛板で初優勝、2冠を決めた。金戸選手は踏切は安定して高さとスピードが出ていたが、後半の入水をまとめることができず、2位に終わった。3位には力のある踏切とキレのある演技を見せた宮上 幸選手(島根大)が表彰台を勝ち取った。


男子高飛込は、参加選手が少なく寂しい試合となった。日本選手権獲得者の岡島 太一選手(日体大)に他の選手がどこまで競うことができるか?が見どころであった。予選はどの選手は演技をまとめるのに苦しんだ。その中でも昨日3m飛板飛込で優勝した須山選手が、メリハリのある演技で会場を沸かせた。決勝ではどの選手も自分の演技を披露して、見応えのある試合展開となった。優勝は、昨日に続き須山 晴貴選手(島根大)。安定したフォームと演技、キレのある入水を揃えて観客を魅了していた。2位には、ミスを最小限に抑えつつ持ち味のキレのある入水で大塚 千誠選手(日大)が4年生の意地を見せた。3位は決めるところでしっかり決めて高得点を取ってきた荒木 宥図選手(日体大)が入った。優勝候補の岡島選手は、入水角度がまとめられずに得点を伸ばせず、悔しい5位に終わった。


団体総合では、選手を揃えてきた日本体育大学が男女アベック優勝を果たした。
男子総合
優勝 日本体育大学
2位 福山平成大学
3位 島根大学


女子総合
優勝 日本体育大学
2位 福山平成大学
3位 筑波大学


インカレは、参加大学は増えつつも総参加選手数がなかなか増えていない。選手のスカウトはもちろん、学校開拓も課題だ。また競技方法や新しい種目の導入など、楽しんで観戦してもらえるような取り組みも必要と思われる。
この度、全面的に大会運営と競技運営にご尽力頂いた、(一社)新潟県水泳連盟及び新潟県の競技関係各位に感謝し、益々発展することを記念し、報告としたい。
                                         坂田 和也

インカレ開幕!ユニバーシアード代表が本領発揮!

日本学生選手権飛込競技が、新潟県長岡市長岡ダイエープロビスフェニックスプールにて開催された。
初日は、男子3m飛板飛込と女子高飛込競技が行われた。
男子3m飛板飛込の注目選手としては、ユニバーシアード代表の須山 晴貴選手(島根大)、地元出身の長谷川 英治選手(日体大)、荒木 宥図選手(日体大)だ。予選は、どの選手も硬さが見られ、思うようにスコアが伸ばせない状態であった。決勝では、引き締まった雰囲気の中、終始須山選手がリードする展開に。多少踏切のバランスが乱れても、高難度種目の角度をまとめてくるなど、ベストな演技ではないが着実な進歩が感じられた。ただ、307Cでは助走をやり直しペナルティーを取られるなど、まだ課題があるようであった。2位、3位は混戦となった。荒木選手が307Cで、入水角度が大きく乱れ、長谷川選手も演技を決めきれず得点が伸び悩んだ。決着は最終種目、高難度種目を大きなミスなく耐えて来た大久保 柊選手(筑波大)が5337Dでしっかり決め、ハイスコアを取って一気に追い上げると、長谷川選手も決め、荒木選手も持ち前のキレのある入水でハイスコアを取る。結果は、荒木選手が2位、大久保選手が逆転の3位となった。


女子高は、榎本 遼香選手(筑波大)の独壇場と思われた。しかし、コンディションを考慮して5mを使いながらの構成が裏目にでる。予選を4位で通過。しかし決勝は元の演技構成に戻し、安定して高いスコアを積み重ね貫禄を見せ優勝、2連覇を果たした。同じくユニバーシアード代表の金戸 華選手(日大)が、見せ場のある演技を披露し2位に入った。3位には、入水のキレを活かして得点を重ね、5235Dでしっかり得点を取った有本 柊琴選手(日体大)が、一気に3位に躍り出た。
明日は2日目。女子3m飛板飛込と男子高飛込が行われます。
是非、ご声援をよろしくお願いします。

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