翼JAPAN

(公財)日本水泳連盟飛込委員会公式ブログ

2017年08月

ユニバーシアード大会最終日、女子が団体戦で銅メダル獲得❗️

2017ユニバーシアード大会飛込競技が終了。
最終日は、男子高飛込決勝に村上選手が出場。
出だしから良い演技で好スタートであったが、3ラウンド目の207Bで、ショートしてしまい、大きく順位を下げてしまう。その後は、何とか持ち直して8位までランキングを上げ、8位入賞となった。
MIX TEAM EVENTには、須山・榎本ペアが出場。日本としては初めての参加となる。選手のコンディションから判断して、種目構成を変更。須山選手が高飛込の612Bを飛び、その他の演技でハイスコアを狙う作戦に。
出だしは、慣れない種目ということもあり、低いランキングからのスタートだったが、榎本選手が狙い通りハイスコアを出し、一気に追い上げムードに。ところが、須山選手が得意としている3mの407Cでまさかのミス。追い上げることができなかった。最終ラウンドで両選手はハイスコアを出すも、3位と5点差の6位で試合終了となった。この種目は、独特な雰囲気もあり他国選手もミスが目立ったことから、良い経験となった。

今大会からMIXシンクロ2種目が追加され、競技日程も8日間となった。
前回大会の結果分析から、女子の団体戦でのメダル獲得を第1目標とし、その中で種目ごとのメダル獲得を目標としてきた。選考の結果、男子選手2名・女子選手4名という理想的なチーム編成で臨む予定であった。しかし、派遣直前に女子1名が故障のため離脱し、女子選手3名となり厳しい戦いとなった。
特に金戸選手は予定していなかった高飛込と女子3m飛板シンクロを追加。榎本選手は、女子3m飛板シンクロとTEAM EVENTを追加とコンディションの維持が課題となった。その中でも、常にチームが前向きで最後まで全員で戦う雰囲気を維持できたため、最終的に第1目標としてきた女子団体で銅メダルを獲得することができた。
期間中、様々な方からチームと選手に対してたくさんの激励と応援メッセージを頂き、そのおかげもあっての結果だと思います。本当にありがとうございました。
                                        監督 坂田 和也


ユニバーシアード大会5日目、6日目の報告

ユニバーシアード報告
5日目
女子3m飛板飛込予選に馬淵・榎本・金戸選手が出場。馬淵選手は持ち前の安定性を活かした演技で順調に得点を重ねて準決勝進出を果たした。
榎本選手は、ミスを最小限に抑えつつも準決勝進出ラインに入っていたが、最後の演技で角度をショートしてしまい悔しい予選敗退。金戸選手は、練習の不安定なバランスを試合で修正して、シーズンベストを更新し3位(4位だったが1位が棄権したため)で準決勝進出を果たした。
準決勝は、予選よりも板をうまく使い、高さとスピードを出した両選手。入水をまとめた馬淵選手は予選よりもスコアを上げて9位で決勝進出。ややオーバーしてしまった金戸選手は14位で決勝進出を果たせなかった。
6日目
男子高飛込予選に村上選手が出場。予選では持ち味である、スピードある回転からのキレのある入水が見られず、低いスコアで16位であった。準決勝での修正が期待される内容であった。
準決勝序盤は、80点を超える演技が連発するハイペースな試合展開であった。ラウンドを追うごとに村上選手らしい演技を見せるようになり、ラウンドを追うごとにランキングを上げていき、6位で決勝進出を果たした。明日の決勝でも村上選手らしい演技を期待したい。
女子3m飛板飛込決勝には、馬淵選手が出場。予選から通してミスのない演技を見せ、決勝でも安定して高い評価を得ることができた。結果的にもトータルスコアを上げて、8位入賞を果たした。

全国JOC ジュニアオリンピックカップ夏季大会最終日

12-13歳男子1M飛板飛込
伊熊扇李(浜松学院)が連戦の疲れからか調子に乗れず、全国中学の時は中盤で大きくリードする試合をしていたが、この試合では大きな差かつかないまま最終ラウンドを迎えた。ラストの305Cは他のジュニア選手は飛んでいない高難度種目なので、ミスすればどうなるかわからない状況の中であったが、最高の演技で試合を締めくくった。この歳にして勝負どころを押さえてくる感覚はやはり非凡だ。



14-15歳女子3M飛板飛込
安田舞(米子DC)は最後の演技こそミスしたものの、そこまでは終始安定した素晴らしい演技で2冠を獲得した。
最後のラウンドまで5人が熾烈なメダル争いをしたが、綺麗なラインを生かした演技で山崎佳蓮(高知SC)と村山聖来(致遠館中)がそれぞれメダルを獲得した。


16-18歳男子高飛込
最近の試合でのお約束通りに中秀太郎(小松市立)が先行して西田玲雄(大阪水泳学校)が追いかける展開であったが、今日は気迫のこもった演技で 中が終始西田を寄せつけず勝利した。



団体戦は次の通りです。
優勝→JSS宝塚  68点
2位 →米子DC    62点
3位 →小松DC    56点


最優秀選手賞
男子→伊熊扇李(浜松学院)
女子→板橋美波(JSS宝塚)

優秀選手賞
男子→玉井陸斗(JSS宝塚)
女子→荒井祭里(JSS宝塚)


ジュニアの熱い夏が終わりました。
大きな声援はきっと選手たちの心に届いたことでしょう。大会役員の皆さま、素晴らしい大会をありがとうございました!

次の試合は、9月2日から3日まで新潟県長岡市にあるダイエープロブィスフェニックスプールで大学生選手権(インカレ)です。
そして今シーズンを締めくくるのは、9月22日から24日まで金沢プールで開催される日本選手権です。チケットは以下のサイトで購入できます。


これからも翼ジャパンの選手たちに熱い声援をどうぞよろしくお願いします❗️


ユニバーシアード大会5日目

ユニバーシアード大会報告(5日目)
男子3m飛板飛込決勝に須山選手が登場。昨日の準決勝で、ほぼミスのない演技で得点を伸ばしたので、本日も得点アップが期待できる。試合は予想通り、準決勝よりもハイペースな展開となった。その中でも須山選手は、入水のラインを修正して準決勝よりも高い得点で後半に入った。
試合全体がミスできない緊張感のある雰囲気の中、須山選手はすべての演技を7点以上でまとめて迎えた5演技目の307C、踏切のタイミングも高さもスピードもある素晴らしい演技で、8.5の高い評価を得て一気に流れに乗った。他国選手が細かいミスをする中、演技の質を上げて高得点を重ね、自己ベストを大きく上回るスコアで6位入賞と大健闘。チームの雰囲気を盛り上げた。今後、細かい点を修正していけば、更に得点アップが望めるだろう。
続いて女子3m飛板シンクロに榎本・金戸ペアが出場。練習の様子ではどこが優勝するかわからない様子であった。日本のペアは練習で良い演技を見せていたものの試合では乱れ、他国についていけずに、9位に終わった。優勝したのはメキシコチーム。高難易度の種目を試合でしっかり合わせて、個人も同調性も高い評価を得ていた。
明日は女子3m飛板飛込予選に、馬淵選手・榎本選手・金戸選手が出場。榎本・金戸両選手は期間中5競技目となる。試合が連日続き、コンディションづくりが大変なところであるが、まだメダルのない日本チームに、メダルを獲るべく、頑張って欲しいところである。

全国JOCジュニアオリンピックカップ夏季大会3日目の結果

3日目の24日は次の5種目が行われた。

第1試合 → 12-13歳女子1M飛板飛込
第2試合 → 14-15歳男子高飛込
第3試合 → 16-18歳女子3M飛板飛込
第4試合 → 男子飛板シンクロ
第5試合 → 女子飛板シンクロ

12-13歳女子1M飛板飛込
初日の高飛込同様、望月(大分DC)と
佐々木(米子DC)の一騎打ちと思われたが、力強い板踏みをする関野思衣(栃木DC)が制限選択飛でリード。最終種目まで大混戦となった。
関野は105Cでやや入水をオーバーしてしまうと、逃さず望月は303Cで48点を叩き出し首位へ。最終演技者の佐々木は7.5以上を出さないと優勝できないプレッシャーの中、見事に同じ303Cを決め、優勝をもぎ取った。




男子14〜15歳高飛込
今年度、アジアエージ代表の山本(大分DC)が、苦手の制限選択から独走した。しかし、自由選択では高難度の演技構成ではあったものの、課題が残る結果となった。アジアエージ選手権までには修正と安定感を増し金メダルを期待したい。
2位にはインターハイのファイナリストの意地を見せた大竹(群馬DC)。3位には入水に定評のある柴(ジョイフル)が入った。



女子16〜18歳飛板飛込
最終結果としては、インターハイ優勝と世界選手権代表の板橋(JSS宝塚)の独壇場となったが、それに指をくわえていられない昨年度の覇者の宮本(高知SC)は、インターハイで得意の飛板に苦戦し、まさかの7位という辛酸を舐めた。雪辱を晴らすかのように、60点ダイブを連発し、板橋にプレッシャーをかける。しかし、最終305Bをショートすると、板橋は安定感のある5152Bで69点を叩き、結果、一度も首位を譲らずの優勝。
3位には荒井(JSS宝塚)、4位には今季好調の藤原ゆりの(京都DC)が入った。


シンクロ男子は大阪水泳学校ペアととエリートアカデミーペアの接戦でしたが、大阪水泳学校ペアの安定した入水が勝利のポイントとなった。
女子は高難度の種目を揃え、他を寄せ付けなかった宮本、三上ペアが勝利した。

ユニバーシアード大会報告(4日目)

ユニバーシアード大会報告(4日目)
今日は、男子3m飛板飛込予選に須山選手が出場。
序盤にスコアを伸ばせず、一時は準決勝のカットラインを割っていましたが、中盤から立て直して8位まで追い上げ、予選を通過しました。
すぐあとに行われた男子3m飛板飛込準決勝では、全体的にスコアがハイペースな展開となりました。予選のミスを修正してスコアを伸ばし、最後まで大きなミスなく演技をまとめ、ひとつ順位を上げて419.05点の7位で決勝進出を決めました。
女子高飛込決勝には榎本選手が出場。
全体的に北朝鮮の選手のレベルが抜き出ている感じですが、予選も準決勝も順位の変動が大きく、誰がメダルを獲るかわからない展開でした。
榎本選手は昨日高得点をマークした305で角度が流れてしまい、得点を伸ばすことができませんでした。落ち着いて演技をしていましたが、演技がかみ合わず、スコアを大きく落として11位に終わりました。

明日は男子3m飛板飛込決勝に須山選手が、女子3m飛板飛込シンクロ決勝には、金戸・榎本ペアが出場します。
まだまだこれからが勝負。最後まで粘り強く戦いますので、日本からご声援よろしくお願いします。

全国JOCジュニアオリンピックカップ夏季大会2日目の結果

大会2日目の23日は以下の4試合の決勝が行われた。

第1試合 → 9-11歳女子1M飛板飛込
第2試合 → 12-13歳男子高飛込
第3試合 → 14-15歳女子高飛込
第4試合 → 16-18歳男子3M飛板飛込

第1試合では小柄ながらも元気な演技がたくさん見られた。中でも優勝した荒井杏月(JSS宝塚)は正確な演技と綺麗な入水のラインで他の選手らから一歩抜き出ており危なげない優勝。2位の栁川小夏(高知SC)も良い演技を見せ試合を盛り上げた。



第2試合はこのクラスでは中学1年生ながら全国中学生チャンピオンとなった伊熊扇李(浜松学院中)が格の違いを見せつけた。もはや敵なしの伊熊は来月ウズベキスタンで開催されるアジアエージ大会(アジア年齢別選手権)で初めての国際大会に挑む。


第3試合では体調を崩して全国中学大会に出場できなかった中学3年生の安田舞(米子DC)が雪辱を果たした。制限選択飛では押切衣舞(JSS宝塚)が走ったものの、安田が自由選択飛1本目の107Bを決めて押切を捉えた。最終演技を残して2点差に詰め寄った安田はラストの305Cを決めて一気に抜き去った。


第4試合ではインターハイの上位3人が今大会で再戦、トップ争いを繰り広げた。今季ジュニアでは負けなしの伊藤洸輝(JOC  EA)は今季から挑戦している307Cを決め他の2人を一気に引き離し堂々の優勝を飾った。




第29回ユニバーシアード大会開幕

2017ユニバーシアード大会報告
20日から飛込競技が始まり、3日目が終了しました。今まで行われた競技結果は以下の通りです。
○1日目(8/20)
女子1m飛板飛込予選
21位 金戸選手217.45 予選敗退
23位 馬淵選手210.75 予選敗退
○2日目(8/21)
男子1m飛板飛込予選
15位 須山選手338.40 予選敗退
女子高シンクロ
4位 榎本・金戸ペア231.96
○3日目(8/22)
女子高予選
5位 榎本選手288.45 準決勝進出
13位 金戸選手 244.85 準決勝進出
女子高準決勝
7位 榎本選手 279.30 決勝進出
17位 金戸選手 218.35 準決勝敗退
MIX3mシンクロ
5位 村上・榎本ペア 267.18
日本選手の動きは良く、惜しい試合が続いています。4日目は男子3m飛板飛込予選に須山選手が、女子高飛込決勝に榎本選手が出場します。
引き続き、応援のほどよろしくお願いします。

第40回 全国JOCジュニアオリンピックカップ夏季大会開幕!

上記の大会が大阪プールで22日に開幕した。25日までの4日間行われる。

初日に行われたのは以下の4種目でいずれも決勝競技。

第1試合→9-11歳男子1M飛板飛込
第2試合→12-13歳女子高飛込
第3試合→14-15歳男子3M飛板飛込
第4試合→16-18歳女子高飛込

第1試合は小柄ながらも正確な動きとスピードで光る玉井陸斗(JSS宝塚)が段違いの力の差を見せつけた。このクラスの中では演技の質が突出しており、日本の男子飛込界での明るいニュースになったのではないだろうか。



第2試合では、昨年度エリート小学生の2人、望月来華(大分DC)と佐々木音華(米子DC)が1位2位を分けた。特に望月の力が飛び抜けており、基礎を丁寧に教わったことを感じさせる演技であった。


第3試合は制限選択飛で山本馨(大分DC)と大竹玲央(群馬DC)が競い合い大竹が25点リードしていたが、自由選択飛に入り山本が絶好調。他を突き放す形で優勝した。9月にウズベキスタンのタシュケントで開かれるアジアエージ大会の日本代表の意地を見せた。


初日の最終試合ではインターハイ2連覇の荒井祭里(JSS宝塚)の独壇場となった。ナショナルチームメンバーらしく高難易度の種目を次々と決める姿は天晴れで、ジュニア選手との違いを見せつけた形となった。



インターハイ最終日の結果!

宮城県総合運動公園セントラルスポーツG21プールで開催されていた全国高等学校水泳競技大会は20日最終日を迎え、男子高飛込予選と決勝が行われた。
昨年度優勝の西田玲雄(桃山学院)が制限選択飛から好調。自由選択飛に入り練習で苦労していた307Cと207Cが無難に決まるとあとは独走状態となった。後半は美しい入水を見せ圧巻の二連覇だった。
2位には大きな演技で観客を沸かせた中秀太郎(小松市立)が入った。3位の伊藤洸輝(帝京)はミスを最小限に抑え高3の意地を見せた。


これでインターハイ全日程が終了しました。学校別順位は以下の通りです。

◉男子
優勝→帝京高等学校(東京都)
2位 →桃山学院(大阪府)
3位 →小松市立高等学校(石川県)

◉女子
優勝→甲子園学院(兵庫)
2位 →帝京高等学校(東京都)
3位 →土佐女子高等学校(高知県)

大会役員の皆さま、大きな声援を送ってくださった皆さま、素晴らしい大会をありがとうございました。
選手たちが今後さらに大きく羽ばたいてくれることを期待したいですね!

全国中学最終日、インターハイ3日目の結果

全国中学は最終日を迎え、男子飛板飛込の予選と決勝、女子飛板飛込決勝が行われた。
女子飛板は連日猛暑の中、初日の高飛込から3日間、40名以上の予選を戦い抜いた12名のサバイバルレースとなった。地力で勝る金戸凜(日出中学)は貫禄の優勝をかざったが好調とは言えず課題の残る試合となった。しかし金戸はこれで2種目2連覇となり団体戦も2連覇した。2位には綺麗な入水ラインを生かした山崎佳蓮(高知市立横浜)、3位にはキレのある演技の小原己知(伯太中学)が入った。



男子3m飛板飛込は前日高飛込を制した伊熊扇李が終始試合をリード。予選で好演技をし伊熊に肉薄した山本馨(山の手)は決勝の1本目をミスしてしまい追いつくチャンスを逃し2位に甘んじた。3位には前日の高飛込で良い演技ながらも入水が決まらず悔しい思いをした柴秀斗(下根)が3位に入った。


団体戦の結果は以下の通り。

男子
優勝  浜松学院(静岡県)
2位   山の手中学校(大分県)
3位   土浦市立土浦第三中学校(茨城県)

女子
優勝  日出中学校(東京都)
2位    伯太中学校(鳥取)
3位    高知市立横浜中学校(高知県)



インターハイ3日目は女子飛板飛込の予選と決勝が行われた。
注目のオリンピアン板橋美波(甲子園学院)は予選でミスが目立ったが決勝では見違える演技に修正して圧巻の優勝。観客席からは板橋の演技を撮ろうとビデオを構える人の姿が多く見られた。
2位にはそつなく演技をまとめた荒井祭里(甲子園学院)が入った。試合はこの2人が頭一つ抜けており、3位争いが熾烈だった。これを制したのは若林佑希子(愛工大名電)で、2本目の305Cを決めると波に乗り表彰台を決めた。




全国中学、インターハイ2日目の結果

鹿児島市で行われている全国中学大会は2日目の今日、男子高飛込の予選と決勝、女子飛板飛込の予選が行われた。
男子高飛込では戦前の予想通り中学1年の伊熊扇李(浜松学院)が制限選択飛から走ったが、決勝の自由選択飛で昨年度の覇者、山本馨(山の手)が食い下がり試合を盛り上げた。しかし一歩及ばず結果は伊熊が貫禄の優勝、山本は2位であった。3位には小柄ながらキレのある演技で坂田慈央(土浦三中)が入った。


インターハイ2日目は男子飛板飛込の予選と決勝、女子飛板シンクロ(公開競技)が行われた。
男子飛板では二連覇を狙う中秀太郎(小松市立)と伊藤洸輝(帝京高)、西田玲雄(桃山学院)の3人が壮絶な優勝争いを繰り広げた。決勝での制限選択飛では全体的にやや点数が伸びなかった感があるが、自由選択飛では好演技が続出した。ラスト1本を残してトップと6点差の3位だった伊藤が最後の5154Bで76点を出し逆転。3年生にしてようやく掴んだ初優勝に大きな拍手が送られた。


女子飛板シンクロは、北信越ブロック(長澤/中)が優勝した。

平成29年度 全国中学校大会と全国高等学校選手権がスタート

全国中学校水泳競技大会(全国中学)、全国高等学校水泳競技大会(インターハイ)が17日に開幕した。

全国中学は鹿児島市鴨池公園水泳プールで3日間の日程で行われる。初日の今日は女子高飛込の予選と決勝が行われた。
屋外プールの会場で炎天下の中、38人が出場した予選は3時間を越し、中学生にはかなり過酷な状況であった。そんな中、注目されたのは中学2年生の金戸凜(日出中学)だ。美しい入水のラインには定評があるが、段違いの実力を見せつけた形となった。
2位の小原己知(伯太中学)は決勝で305Cと5235Dをきっちり決めたのが勝因。3位には自由選択飛3本をまとめた押切衣舞(甲武)が入った。



全国高等学校水泳競技大会は宮城県総合運動公園セントラルスポーツG21プールで4日間開催される。

初日は女子高飛込予選と決勝、男子飛板シンクロ(公開競技)が行われた。
女子高飛込予選では二連覇を狙う荒井祭里(甲子園学院)が高レベルの演技を連発。346点という高得点を叩き出した。
決勝ではやや入水に乱れが見られたものの演技をしっかりまとめ危なげなく二連覇した。
2位には安定した演技を見せた宮本葉月(土佐女子)が入った。今季は407Cに挑戦し入水は決まらなかったが、世界を見据えた挑戦だといえるだろう。
3位には9月に開催されるアジアエージ大会日本代表の長澤明生(富山国際大付属)が入った。


公開競技の男子飛板シンクロには7チームが登場。優勝したのは関東ブロックチームであった。


第29回ユニバーシアード大会結団式

 2017年 第29回ユニバーシアード大会(台北)の日本代表選手団結団式が、8月15日(火)16時から新高輪プリンスホテル 国際館3階 北辰にて行われました。派遣されるスタッフ・選手は以下の通りです。
監督:坂田 和也・コーチ:馬淵 崇英・選手:村上 和基(JSS白子)・須山 晴貴(島根大)・馬淵 優佳(JSS宝塚)・榎本 遼香(筑波大)・金戸 華(日本大/セントラルダイビングチーム)
 16日に出発し、20日からの競技に向けて現地で調整を行います。
勇気を持って精一杯戦いますので、暖かいご声援をお願いします。



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