2017年03月
第2試合は女子12歳〜13歳。ここでは2020ターゲットアスリートの金戸凜 (日出中学/セントラル)の実力が抜きん出ており、自由選択飛でショートするミスはあったもの圧巻の演技で危なげなく優勝。女子の最優秀選手賞も獲得した。
最終イベントは男子14歳〜15歳。夏よりも身体つきが少し逞しくなった選手たちが大きな演技を披露した。誰が勝つのか予想できない混戦の中、8本の演技をきちんと決めてきた井戸畑和馬(大阪水泳学校)が優勝し大会を締めくくった。
オリンピアンの坂井丞選手(ミキハウス)からメダルを受け取る伊熊扇李選手(トビオJrDC)
東京辰巳国際水泳場にて全国JOCジュニアオリンピックカップ春季大会が開幕した。夏季大会とは違い、基礎種目とされる1M飛板飛込のみで争われる。
この大会は昨夏行われた夏季大会に出場した選手に自動的に出場権が与えられた。
最初の試合は女子9歳〜11歳のクラスで15人が出場。身体が小さく体重も軽い選手たちは飛板をしならせるのに苦労していたが、そんな中光っていたのが夏季大会チャンピオンの佐々木音華(米子DC)だ。しっかりした高いジャンプは素晴らしかった。室内プールのないチームだが陸上での基礎練習をしっかり積んでいるのが演技に現れていた。
第2試合は男子12歳〜13歳。8名の参加となった。
このクラスは板をしっかり踏める選手も多く、高さのあるジャンプが見られた。3月ということで練習量の不足からか入水に乱れが見られたものの全体的にまとまった演技の多い試合であった。
ここでは今まで負け無しのチャンピオン伊熊扇李(トビオJrDC)が安定した演技で独走状態。夏に比べて身体が一回り大きくなり飛板をしっかりしならせられるようになった。また入水の音とキレが良く高得点につながったようだ。4月からは中学生。今後の成長が楽しみだ。
初日最後は女子14歳〜15歳で8名が出場。ミスが目立ちやや盛り上がりに欠ける試合となった。勝ったのは近藤花菜(lJOCエリートアカデミー)でジャンプの高さが光った。7ラウンド目では助走が合わず0点を出したにも関わらず優勝という結果は立派。今後は身体を絞って動きのスピードと水切れが良くなれば次の目標が見えてくることだろう。
明日は朝10時から男子9歳〜11歳、そのあと女子12歳〜13歳、男子14歳〜15歳の試合が行われる。
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