翼JAPAN

(公財)日本水泳連盟飛込委員会公式ブログ

2016年04月

インターユースの結果

ドイツのドレスデンで開かれていたインターユース大会は4日間の全日程を終えた。
日本から参加したグループA代表の伊藤洸輝(エリートアカデミー)と中秀太郎(石川DC)は、実力を発揮できず多くの課題を得ることとなった。
大会初日の3M飛板飛込で伊藤26位、中21位と幸先悪いスタートだった2人は、2日目に1M飛板飛込予選に出場するも制限選択飛での入水を決めることができず予選落ちし、波に乗ることができなかった。
最終日の高飛込には伊藤が出場。17人中9位で予選を通過した。決勝では逆立ちの演技と後ろ宙返り系の種目でのミスがあり、順位を1つ落とし10位であった。
ちなみに昨年のこの大会では、グループBで三上紗也可(米子DC)が高飛込と3M飛板飛込で優勝、同じくグループBの西田玲雄(大阪水泳学校)が高飛込で2位という好成績を上げている。

今年はロシアで世界ジュニア選手権が開かれる。オリンピック開催年の世界ジュニア大会はレベルが高くなる傾向がある。そしておそらく、そこに出てくる選手たちは4年後の東京オリンピックを意識してくるに違いない。

日本が今やらなければならないことは山積みだが、その課題を真摯に受け止めて、とにかく前に進むしかないのだろう。

心を一つに

GO  GO TSUBASA  JAPAN ❗️


写真左から、毒島泰士コーチ、伊藤洸輝、中秀太郎

応援ありがとうございました!

IYDM "International Youth Diving Meet 2016 報告

昨日、4/21(木)より標記大会が、ドイツ・ドレスデンでスタートした。
本派遣は、ナショナルB男子 伊藤光輝(JOC EA) 中秀太郎(石川DC)がグループAでの力量を試すべく派遣され、早速1日目、3m飛板飛込を戦った。
しかし、想像以上の苦戦を強いられ、中選手21位、伊藤選手26位という結果に終わった。
今年は、世界ジュニア選手権の開催年ということもあり、本大会では各国とも大勢の参加があり、欧米を中心に26カ国173人が集い、エントリー数は延べ342人にも及んでいる。
明日からも翼JAPANメンバー2人の健闘を祈る。

写真は、オープニングセレモニー


なお、この大会は下記のサイトでLIVE result を見ることができます。

カナダグランプリ、最終日の結果

カナダのガティヌゥで行なわれていたカナダグランプリ大会の最終日、女子高飛込決勝で板橋美波と佐々木那奈(ともにJSS宝塚)が2位、3位フィニッシュ!




板橋は予選、準決勝、決勝とコンスタンスに得点を伸ばし、成長ぶりをアピールした試合となった。特に、課題であった後ろ宙返り系の種目を見事に克服し、207C(後ろ宙返り3回半抱型)では9点が出るほどの出来栄えであった。
優勝したカナダのフィリオン選手にわずか2点差で敗れたが、ラスト1本の演技までもつれ込む接戦であり、優勝を逃し非常に残念であった。
また、板橋に続いて3位となった佐々木は、予選では安定した演技ができずに苦戦を強いられたが、準決勝や決勝ではとても美しく入水のキレのある演技に会場が湧いた。特に入水のノースプラッシュには定評があり、観客を湧かせた。板橋とともに今後が非常に楽しみである。

男子飛板飛込決勝では、坂井丞(ミキハウス)が前半2種までトップ争いを展開していたが、3種目目の5154B(前宙返り2回半2回捻り蝦型)の助走でやり直しを行い、評点から2点減点となってしまった。しかし、予選から得点を上げることができ、ワールドカップ大会よりもキレのある演技が随所に見られた。助走の安定性など課題が残るものの、高さやスピードに関しては十分戦える手応えであった。



選手らはすでに帰路についており、12日に帰国する。

たくさんの応援ありがとうございました!

カナダグランプリ大会

4月8日よりワールドグランプリ大会第4戦、カナダグランプリがガティヌゥで行われている。日本からはオリンピックチームの坂井丞(ミキハウス)、板橋美波(JSS宝塚)、そしてナショナルチームから佐々木那奈、荒井祭里(ともにJSS宝塚)が参加。熱戦を繰り広げている。

大会初日には男子3M飛板飛込予選、準決勝、女子高飛込予選、準決勝があり、個人種目に出場した坂井、板橋、佐々木は順調に最終日の決勝へと駒を進めた。

大会2日目の7日、女子高飛込シンクロ決勝があり、佐々木と荒井が309.36点という300点を超えるベストスコアを叩き出した。指定選択飛では9点を、自由選択飛では8.5の演技内容は素晴らしいのひとこと。まだ若いチームの力は計り知れない。次への課題である難易度アップに焦らずに取り組んで欲しい。

JOCエリートアカデミー9期生入校式

2014年度から始まったエリートアカデミーは今年で3年目に突入し、新たに9期生を迎えることになった。
静岡出身の山田周汰(帝京高校1年)が入校し5人のチームとなったエリートアカデミー。競技力、人間力を磨き、お互いに切磋琢磨して世界に通用するトップアスリートとなることを胸に、この春、新たなスタートを切った。




坂本専務理事と強化スタッフとともに

ギャラリー
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