今年の全国ジュニアオリンピック夏季水泳競技大会の成績を元に選抜された11名の小学生が「エリート小学生」として
11月21日から4日間の合宿を行いました。
ナショナルトレーニングセンターを利用して様々なスキルを学び、刺激のシャワーをたくさん浴びることができました。
初日はアイスブレーキングとコミュニケーションスキルの講義からスタート。
様々なゲームを通して協力し合い、お互いの名前を覚えて一気に絆を深めました。
次に「身体は食べたもので作られている」ということで栄養学の勉強をしました。5大栄養素をバランスよく摂ることの必要性を学び、実際にサクラダイニングでは栄養士さんの指導を受けながら食品選びをしました。
2日目は朝練から。
アスリートヴィレッジで生活しているエリートアカデミーの選手たちと一緒に体操場で汗を流しました。
朝ごはんのあとはトレーニング指導。
身体をバランスよく使えているか、様々な動作を繰り返して身体の使い方を学びました。
他競技見学では、レスリングと新体操の練習を見学させていただきました。
レスリングは飛び込みと同じくエリート小学生合宿が行われており、今年全国優勝した40名の選手のトレーニングを見学しました。自分たちと同じ小学生のパワーみなぎる練習に刺激を受けました。
また、新体操の選手たちの素晴らしい柔軟性と基礎練習の美しさには思わずうっとり。同じ採点競技として学ぶべきことがたくさんありました。
午後からはトランポリン場で宙返りの練習。基本の動きを繰り返して身体に叩き込みました。
3日目は朝練のあと、英会話の講義を受けました。自己紹介ゲームから始まり、慣れない英語に苦戦しましたが、最後は皆がいい笑顔になりました。
午後からは東京辰巳国際水泳場に移動。プールに入りました。
基礎種目の練習のあと、前もって出されていた課題種目を試合形式で採点。選手たちの真剣な顔つきがとても頼もしく見えました。
アスリートヴィレッジに戻ってからの夕飯。選手たちにはサプライズプレゼントがありました。
選手たちの憧れ、寺内健選手が皆と一緒に夕飯を食べてくれました!
憧れの選手と一緒のテーブルはさすがに緊張したようです。
この日最後の講義は、寺内健選手のお話しでした。
「競技だけでなく人間力のある選手になることが大事」という話を聞く皆の目は真剣そのものでした。
また、寺内選手は選手たちからの質問に丁寧に答えてくれました。
朝から晩まで1日に350本も飛んだと聞いた時には、コーチからもどよめきが起きました。
最終日は朝練の後、プールへ。
プールの外でランニングアップを行い、リズム良く身体を動かしました。
プールでは基礎基本を徹底的に行い、昨日に引き続いて課題種目に取り組みました。選手たちは翼JAPANの一員らしく、課題に精一杯取り組みました。
4日間という短い合宿でしたが、選手たちは朝から晩まで様々な経験をすることができました。
合宿で頑張るのは当たり前のこと。大事なのはこれからの過ごし方。ここで学び、発見し、そして心に決めたことをいかに地元に帰ってからも継続していくか、そこが実は重要なことだと安田千万樹ヘッドコーチが最後のミーティングで選手たちに話しました。
たくさんの可能性を秘めたキラキラ輝く金の卵たち。
この先の彼らの活躍に注目です!
これからも翼JAPANの応援をよろしくお願いします‼︎