翼JAPAN

(公財)日本水泳連盟飛込委員会公式ブログ

第4回ナショナルチーム強化合宿 開催

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4月に開催が迫るFINA DIVING World CUP に向けて、今年度4回目の代表選手の強化合宿が行われました。今回は、そのFINA DIVING World CUP、そして、東京オリンピックの会場となる東京アクアティクスセンターにて初めて行われ、選手・スタッフは大会本番に向け、景色や環境設備を確認しながら1週間の合宿を実施しました。

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合宿期間中には、国際経験豊富な審判を揃えて2回のトライアルを実施し、目標に対する現状の達成度を把握するとともに、更なる演技の課題を抽出しました。また、本会場にて実施できたことにより、本番をイメージながらの想定練習にもなりました。
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今回もチームトレーナーの成田崇矢先生と内原大輔先生にお越しいただき、選手へのリアルタイムな身体的フォローと個人向けのパーソナルトレーニングのご提案などをいただき、効果的で充実かつ戦略的なコンディショニングを実施できました。

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ナショナルメンバーもコロナ禍において、日々、練習環境に苦慮していますが、まずは社会の一員として一人一人が感染拡大防止に向けた行動をしっかり実行し、終息に向けた努力をしていくことを今回、確認しました。
このような環境で強化合宿を実施できたことに関係者一同、感謝を申し上げます。


🇯🇵GO!  TEAM  翼JAPAN!🇯🇵
 

第2回ナショナル強化合宿・第1回ジュニアナショナル強化合宿

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第2回ナショナル強化合宿・第1回ジュニアナショナル強化合宿が、12/7(月)〜13(日)石川県金沢市において合同で開催されました。

ナショナルチームにおいては、前回に引き続き、石川県金沢市の金沢プールで実施され、12/12(土)・12/13(日)と二日間に渡ってこの金沢プールで開催された「中田周三杯」にオープン参加として出場させていただき、事前にこのトライアルの目的と種目毎の目標点数を設定し、弱点や課題の抽出および現状把握を狙って、ワールドカップに向けた段階的な競技力向上が図られました。

また、ジュニアナショナルチームは、トップとセカンドとして選出された5名のメンバーがナショナルチームと同じ日程で強化合宿を行い、12/12(土)・12/13(日)には「中田周三杯」に参加しました。こちらはオープン参加ではなく、通常のエントリーをし、幅広い年齢層と競技レベルの選手たちが参加するこの大会において、素晴らしい演技を披露し大会を盛り上げると同時に、競技会強化が図られました。

<ジュニアナショナルチーム トップ・セカンド(順不同)>
金戸 凜  セントラルスポーツ
山崎 佳蓮 高知商業高/高知SC
坂田 慈央 茨城県立取手第二高
坂田 麗鳳 富山国際大付高
伊熊 扇李    JSS宝塚


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<強化合宿・プール練習の様子>



強化合宿においても、大会においてもコロナ禍における開催につき、会場や宿舎での徹底した感染対策を実施しながら行われました。また、合宿中には改めて感染予防対策の情報や、体調不良になった際のチームとしての行動、連絡経路についても共有しました。


今シーズンは、新型コロナの影響で、全ての選手が十分な練習が行えていない中で、こんにちまで何とか整えてきたというのが現状です。ナショナルもジュニアナショナルの選手も今回の競技会強化への実施にあたっては、チームトレーナーによるフィジカル面の指導やコンディショニング、ケア対応が非常に重要であり効果的であったと言えます。

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<コンディショニングを受ける選手>

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<トレーニングの様子>



今回、ナショナルチームとジュニアナショナルチームが合同で強化合宿を実施したことによって、双方の収穫は多かったと思われます。特に、両者が同時に競技会に参加したことは、緊張感の高い時間を過ごすことができました。次世代も含めた長期的な相乗効果が得られたと言えるでしょう。

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<ナショナルとジュニアナショナルの選手を指導をするコーチ達>



最後に、日本全体が新型コロナ新規感染者が拡大している中、前回の強化合宿に引き続き、今回も強化合宿に加え中田周三杯を開催、また、翼JAPANの強化事業を受け入れて下さった、石川県の関係者の皆様、本当にありがとうございました。

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<中田周三杯を獲得した<坂田麗鳳選手と片岡龍之介選手>


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<石川県の競技役員の皆様>

引き続き、コロナに負けず、成長し続ける翼JAPAN、ナショナルチーム、ジュニアナショナルチームの活躍と努力にご注目ください!


GO!TEAM_翼JAPAN!🇯🇵

ナショナルチーム強化合宿 開催

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2月に開催されたFINAダイビングワールドカップ東京大会の代表選考会から9ヶ月。
新型コロナウイルス感染拡大の影響で、編成されたナショナルチームは、FINAダイビングワールドカップだけでなく、その後のオリンピックをはじめとする国際大会、強化事業も滞らせる結果となっていましたが、ようやく1回目の強化合宿を石川県・金沢市で実施いたしました。(11月16日〜21日 6日間)

まだまだ終息の見通しがたたないwith コロナの社会環境下において、いかに安全で充実した強化が遂行できるかが、大きな課題でした。

初日、ミーティングからスタートした本強化合宿は、感染経路対策の説明から始まりました。
こまめな消毒、ソーシャルディスタンスの確保、練習以外でのマスクの着用、食事会場での工夫、体温測定、体調管理の徹底などです。
この貴重な合宿を有意義なものにするという想いの一方で、我々の活動が感染を広げる場になってはならないという強い覚悟とその方法について共有しました。
また、このチームの「目的」と「目標」について確認し、各々、多くの障害がありながらも最大限の努力を継続し、本番で最高のパフォーマンスを発揮するという共通認識を持ちました。

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野村強化統括 日本水泳連盟 飛込委員会副委員長 / JOC専任コーチ


とはいえ、現状、誰が感染してもおかしくない社会情勢の中で、もし、体調不良が出てしまった場合は、どのような対処が求められるかを情報提供していただき、この合宿だけでなく、所属に帰っても的確な対応と行動ができるよう、具体的な状況を想定しながら、方針の説明がなされました。実際、このミーティング中には、選手からも数々の不安や想定される事例について、発言があり、全体で議論しました。

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成田トレーナー 日本水泳連盟 医事委員会 / 横浜桐蔭大学教授


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ウォーミングアップ時には、メンバー同士の間隔を取りながら。

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控室は男女に別れて少人数利用での対応となった。


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食事の際もスペースを確保し、朝食は各部屋での喫食とした。


長く滞っていたナショナルチームとしての活動もFINAダイビングワールドカップ、そして、来季の東京オリンピックへ向けて、第一歩を踏み出しました。
これから毎月、複数のトライアルを取り入れた定期的な強化合宿を実施していきます。

新型コロナウイルスによる未曾有の社会情勢ではありますが、創意工夫によって、地元、日本での開催が続く国際大会(FINAダイビングワールドカップ東京・東京オリンピック・福岡世界選手権)での活躍に向けた歩みを止めない翼JAPANを再確認しました。

最後に、石川県・金沢市の関係各位に、この度のご理解、ご協力を心より御礼申し上げます。


Go!Team 翼JAPAN!

JISS-nx 更新(第96回日本選手権)・JISS-nxバージョンアップのお知らせ

第96回日本選手権水泳競技大会飛込競技のすべての演技動画がアップロードされました。

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JISS-nxがバージョンアップされました。
初期のアプリをご利用の方は一度、アンインストールしていただいて、再度、インストールが必要になります。

以下、JISS nx チームより

日頃よりJISS nxをご活用いただきありがとうございます。

本日、iOSアプリのバージョンアップをいたしました。軽微な修正を行い、使い勝手を向上しております。

アプリ立ち上げ時にアップデートを促すポップアップが表示されますのでアップデートしてください。

現在のアプリの最新バージョンは以下となります。

iOSアプリ:1.3.0

Androidアプリ:1.2.1

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2020年日本選手権・日本学生選手権を振り返って

新型コロナウィルスが世界中の人々の生活をおびやかし、スポーツをすること自体が厳しかった2020年の夏、日本では様々なスポーツにおいてほとんどの大会がキャンセルされました。7月後半から各都道府県の大会が徐々に開催されるようにはなったものの、多くの選手は練習環境が整わず苦労しました。

そんな中、飛込委員会は9月の日本選手権、10月の日本学生選手権を開催するため、感染症対策等、様々な課題に取り組み大会を開催する準備を進めていきました。

今年の日本選手権は試合のタイムテーブルを大きく変え、普段は12人決勝のところを8人決勝にしたため、選手にとってはさらに緊張感のある試合になったことと思います。

予選会を行うことができなかったため、今年初の試合が日本選手権となった選手も多く、特に予選は失敗演技が多く見られましたが、決勝に残った8名の選手たちは演技の質が高く、難易度も高いものを揃えた選手ばかりで見応えのある試合になりました。

2021年W杯日本代表選手の活躍が目立ちましたが、中でも特筆すべきは、成長著しい中学2年の玉井陸斗選手(JSS宝塚)です。W杯代表であり定評のあった高飛込で2位以下を大きく引き離し、500点超えで圧巻の日本選手権2連覇に加え、今回は3m飛板飛込でも初優勝を果たしました。このことは、大きくメディアでも取り上げられ、世間から高い注目を集めました。今後の勇姿と活躍に更に期待が高まります。

女子では飛板飛込で三上紗也可(日体大/米子DC)が3連覇、高飛込では荒井祭里(JSS宝塚)が4連覇し存在感をアピールしました。


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日本選手権の翌週、大阪プールで日本学生選手権が開かれました。この大会は予選競技行わず午前中に1試合、選手を入れ替えて午後にもう1試合と、タイムスケジュールを工夫して行われました。

初日は男子飛板飛込決勝が行われ、演技の高さと安定度で伊藤洸輝(日本大3年)が2度目の優勝。2位には地元大阪大学1年生井戸畑和馬(同志社)が入り、3位は佐々木康平(日体大)が4年生の意地を見せました。

女子高飛込決勝は日本選手権並みのレベルの高い試合となり、いい演技がたくさん見られました。結果は荒井祭里(武庫川女子大学2年)が2連勝しましたが、好演技を続けた宮本葉月(近畿大2年)がラスト1本まで優勝争いを行いました。3位には日本選手権でも活躍が目立った長澤明生(日体大2年)が今大会でも波に乗って表彰台を決めました。

2日目は女子飛板飛込決勝からスタート。ここでは三上紗也可(日体大1年)が安定した演技を見せ、注目のラスト5154Bで高得点とはいきませんでしたが、他の追随を許しませんでした。2位には宮本葉月が入り、3位はミスを最小限にとどめた藤原蒼(福山平成大3年)が入りました。

ラストの男子高飛込決勝金戸快(日本大2年)が初優勝を遂げました。1本目のラウンドからランキングトップをマークすると、その後ミスはあったものの一度もトップを譲ることなく優勝を果たしました2位には本調子をではなかったものの終盤で高得点を連発した西田雄(近畿大2年)が入り、今季は怪我に泣いた金子舜汰(早稲田大2年)が意地を見3位に入りました。

この大会は4名の大学4年生に対し、大会主催者側の粋な計らいで最後に花束を持って登場し、それぞれの大学最後の年を会場全体で称えました。今回、インカレ初の無観客試合にはなりましたが、心温まる素晴らしい大会となりました。


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コロナ禍で大会開催も危ぶまれましたが、大会主催者、大会会場の関係者、そして競技部の方々の熱心な努力によって大会を無事に行うことができました。

本当にありがとうございました。来年また元気な姿で皆さんに会えますように。

8月14日 水泳の日 認定

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「水泳の日」とは、(公財)日本水泳連盟が2012年に発表した「ドリームプロジェクト2020」の柱のひとつである「スポーツによる社会貢献」としての活動です。
「命を守ることができるスポーツ」水泳のさらなる普及・発展、そして競技力向上、競技人口の裾野を広げるきっかけとなるとともに、海洋国家の日本において、国民全員が泳げ、水難事故を少なくしていくことを目標に、「国民皆泳の日」を、改めて814日を「水泳の日」として制定しました。

 この度、(公財)日本水泳連盟では、「水泳の日」の記念日登録を(一社)日本記念日協会に申請し、「814日は水泳の日」と認められました。

 

今後も主催となる、(公財)日本水泳連盟、(一社)日本スイミングクラブ協会、(一社)日本マスターズ水泳協会、日本障がい者水泳協会が力を合わせ、国民全員で水泳を楽しむ「水泳の日のイベント」を開催していきますので、ぜひともご参加ください。

 

水泳の日特設サイト

https://swimmingday.com/

 

JOCエリートアカデミー 修了式

3月8日(日)JOCエリートアカデミー 修了式が行われ、遠藤拓人(帝京高校3年・宮城県出身)が修了した。

遠藤選手は、2014年春に中学1年生から上京し飛込では立ち上げメンバーの1期生として、JOCエリートアカデミー 全体では7期生として入校し、一番在籍期間の長い6年間を終え修了を迎えた。


遠藤修EA終了式

遠藤選手は、卒業後は米国の大学に留学予定。
決意表明では、関係者へのこれまでの感謝の意と、引き続き2024年のパリオリンピックを目指して競技に邁進していくことを語った。

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今後の活躍に期待しています!

JISS-nx 更新(飛込国際大会派遣選手選考会)

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飛込国際大会派遣選手選考会の全ての演技がアップロードされました。


※JISS-nxの利用には事前の登録が必要です。

JISS-nx

JISS-nxの運用について (公財)日本水泳連盟飛込委員会

JOCエリートアカデミー 合同練習日

下記の日程において、東京辰巳国際水泳場にてJOCエリートアカデミー飛込競技の合同練習を実施致します。希望者は合同練習が可能です。
希望する選手は、所属チーム・クラブの責任者から下記の担当者までご連絡ください。


2月21日(金)17:00~19:00
2月22日(土)13:00~17:00
2月23日(日) 9:00~12:00
        14:00~17:00


担当者:毒島泰士


3月中にも数件の合同練習日を予定しております。
確定しましたらまたブログにてお知らせいたします。

FINA ダイビングワールドカップ お知らせ

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東京オリンピック最終選考大会、そして、プレオリンピックとしても位置付けられているFINAダイビングワールドカップ東京大会(アクアティクスセンター)。
ご家族、ご友人お誘いの上、是非、お越し下さい!

チケット予約は下記まで!

チケットぴあ

ローソンチケット

イープラス

最終日 女子3m飛板 男子高飛込

東京オリンピックに繋がるFINAダイビングワールドカップ選考会最終日。女子3m飛板飛込(残枠1)と男子高飛込(残枠2)の激戦が繰り広げられた。

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写真提供  PICSPORT

女子3m飛板では、予選からトップを譲らなかった三上沙也可(米子DC)が優勝。東京オリンピック内定選手としての風格と実力を見せつけた。三上選手は日本人女子選手では唯一の5154Bの大技を利用し、決勝では66.30点を叩き出した。FINAダイビングワールドカップ、東京オリンピックでのメダル獲得にさらに期待が高まる内容であった。
2位には、107Bで65.10点、305Bで69.00点の高得点を出した榎本遼香が入った。安定感を感じさせる芯のある演技は、十分な練習を積んできたことを感じさせた。

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写真提供  PICSPORT


最終競技、男子高飛込では、試合前から注目が集まっていた玉井陸斗(JSS宝塚)が期待に応える演技で見事な優勝を果たした。特に全てのジャッジが9点以上をつけた107Bは圧巻であった。
激戦の2位争いを制したのは西田玲雄(近畿大学/大阪水泳学校)。高難度の207Bで81.00点を出し勢いにのった西田は終盤、高得点を連発した。

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写真提供  PICSPORT

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写真提供  PICSPORT


本大会で残り11枠の選手が選ばれ、日本水泳連盟選考委員会にかけられる。
内定されれば、全8競技種目、総勢16人の日本代表選手がワールドカップ東京大会に望むことになる。
FINAワールドカップ東京大会では、是非、渾身の演技を披露してもらい、一人でも多くの翼JAPAN選手が東京オリンピックに出場し、活躍することを祈念いたします。

最後に長期間にわたる本大会を支えてくださった競技役員、応援に足を運んでくださった方々に心から感謝申し上げます。

引き続き、翼JAPAN日本代表選手達を応援していきましょう!

GO!TEAM 翼JAPAN!

男子3m決勝 女子高飛込決勝

本日、4日目は男子3m飛板飛込決勝と女子高飛込の決勝が行われた。

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写真提供 PICSPORT


男子3m飛板飛込の決勝では、序盤から須山晴貴(島根大学)と伊藤洸輝(日本大学)、坂井丞(ミキハウス)の3選手の三つ巴となる展開であったが、高難度の演技を次々に成功させた須山晴貴が終盤で2位以下を引き離す展開となり、最終演技まで圧巻の試合運びで優勝した。
須山選手は昨年4月の日本室内選手権(世界選手権派遣選考)にて最終演技まで優勝争いを展開した。
会場からの一際大きな声援受けていたことを顧みても、次世代を牽引する代表格として期待が高まっていた事が伺えた。
続く2位にも若手有望選手として期待される伊藤選手が入った。

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写真提供  PICSPORT


女子高飛込では、おとといの予選・準決勝から選手の順位が大きく入れ替わる展開から、上位選手の実力は拮抗しており、注目が高かった。
代表を決定する本日の決勝では、2020年東京五輪を内定させている荒井祭里(JSS宝塚)が美しい放物線と鋭い入水を連発。他を寄せ付けない演技で会場を大いに沸かせて優勝した。
2位には安田舞(JOCエリートアカデミー)が板橋美波(JSS宝塚)との争いを僅差で制した。安田選手は、昨年9月の日本選手権3m飛板飛込で2位に続き、今回は高飛込での活躍で急成長が伺える。
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写真提供  PICSPORT

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写真提供  PICSPORT



東京都運動記者クラブ水泳分科会 新人賞 受賞「玉井陸斗」選手(JSS宝塚)
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写真提供 PICSPORT

世間から多くの注目を集め、水泳界の普及、発展に大きく貢献したとして受賞されました。
おめでとうございます!
若干13歳でありながら、マイナー競技と言われる飛込界に多大なる貢献をいただきました。
今後もさらなる活躍を期待いたします。



明日、最終日は女子3m飛板飛込決勝と男子高飛込決勝。
地元開催であるダイビングワールドカップ東京大会に向け、それぞれの選手が実力を十分に発揮した演技を披露し、確固たる精鋭達が揃う日本代表メンバー選考となることを期待したい。


国際大会代表選手選考会 初日のフォトギャラリー

写真提供 ©PICSPORT

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国際大会代表選手選考会 開幕!

完成が迫る東京アクアティクスセンターで4月21日〜6日間の日程で開催予定であるFINAダイビングワールドカップへの代表選考を決める飛込国際大会派遣選手選考会が本日より開幕した。
FINAダイビングワールドカップは国際水泳連盟(FINA)の世界一決定戦であり、2020年東京オリンピックの出場権を獲得できる選考大会ともなっている。
日本のオリンピック選考方法でも、このFINAダイビングワールドカップ東京大会を最終選考と位置付けている。

第1試合、男女10mシンクロナイズド高飛込

男子は5組が、女子は1組ではあったがレベルの高い演技が見られた。
激戦の男子高シンクロで優勝したのは村上和基(三重体協)と伊藤洸輝(日本大学)のペアだった。昨秋の日本選手権の後から強化拠点を東京に移し、腹を括って取り組んできた2人の覚悟を渾身の演技に込めた。6本の演技の中の5本目に飛んだ207Cでは素晴らしい同調性を見せ81.18点を叩き出し最終ラウンドで他のチームを引き離した。
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女子高シンクロにはリオデジャネイロ五輪代表の板橋美波と東京五輪の高飛込ですでに個人種目に内定している荒井祭里(ともにJSS宝塚)のペアが出場。安定した演技で高得点を出した。板橋は昨年、度重なる故障に苦しんだ1年を過ごしたが、久しぶりに見せた元気な演技に安堵したファンも多かったことだろう。
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写真提供  PICSPORT


第2試合は女子飛板シンクロで3チームが試合に臨んだ。
昨年の世界選手権代表ペアの榎本遼香(栃木DC)と宮本葉月(近畿大学/高知SC)、昨年のワールドシリーズ日本代表の金戸凜(セントラルスポーツ/目黒日大高)と安田舞(JOC EA)、昨年の日本選手権優勝の渋沢小哉芳(セントラルスポーツ)と金戸華(セントラルスポーツ/日本大学)の三つ巴となり、どのペアにもチャンスがある試合であった。勝ったのは世界選手権代表の榎本・宮本だった。自由選択飛での同調は素晴らしく、1本飛ぶごとに他のチームを5点ずつ引き離し、ベストスコアを出した。個々の演技の質が上がったことが高得点に繋がった。


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写真提供  PICSPORT


試合は2月9日まで行われる。
試合日程は次の通り。

6日(木)→男子飛板  予選・準決勝
    女子高飛込 予選・準決勝
7日(金)→女子飛板  予選・準決勝
    男子高飛込 予選・準決勝
8日(土)→男子飛板  決勝
    女子高飛込 決勝
9日(日)→女子飛板  決勝
    男子高飛込 決勝

JOCエリートアカデミー 公開練習日について

下記の日程において、東京辰巳国際水泳場にてJOCエリートアカデミー飛込の公開練習を実施いたします。希望者は合同練習が可能です。
希望者は各チーム・クラブの責任者から【担当者】までご連絡ください。


  1月10日(金)      17:00〜19:00 2h

    1月12日(日)      13:00〜15:00 2h

    1月13日(月・祝)  13:00〜15:00 2h

    1月17日(金)        17:00〜19:00 2h

  1月18日(土)         9:00〜13:00 4h

    1月19日(日)      13:00〜17:00 4h

      2月 2日(日)     9:00〜12:00 3h

                                14:00〜17:00 3h

 ※30分前より入場可  終了後30分後までに退出

【担当者】毒島泰士

JISS-nx 第95回日本選手権 更新

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第95回 日本選手権の全ての演技がアップロードされました。


※JISS-nxの利用には事前の登録が必要です。

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JISS-nxの運用について (公財)日本水泳連盟飛込委員会





2019ナショナルジュニア強化合宿

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2019年12月20日から22日、三重県鈴鹿市スポーツの杜水泳場でジュニアナショナル強化合宿を行った。
今年はジュニアナショナル選考対象の変更により、例年より人数が増えて12名の参加があった。

はじめに野村強化統括からナショナルチームとしての共通理念を講義していただき、日本代表としての心構えや協調性、適応力について学んだ。
練習ではウォーミングアップを医科学委員会の成田先生が担当し、成田先生が提唱している飛び込み競技者のストレッチ体操とウォーミングアップトレーニングである「飛び込み8」を共有してストレッチからトレーニングを行い、ドライランドトレーニングでは、宙返り技術の共有、トランポリン技術の習得を行った。
プール練習では、半回、一回半で基本動作の確立と、2月代表選考会に向けての練習を行った。

また、2日目午後の練習ではバレーレッスンを行い、正しい姿勢と美しいボディラインの見せ方について学んだ。基本的なことであるがバレーレッスンを通して再確認できた。

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1日目の夜の講義は瓶子ヘッドコーチから世界ジュニアの情勢、それに対する今後の対応について講義があった。

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2日目の夜は参加選手全員のスピーチを行い、海外大会での経験、今シーズンの反省や課題、来シーズンの目標をスピーチした。

来年度はオリンピックイヤーでもあるが、世界ジュニア選手権も開催される。世界ジュニア選手権出場とメダル獲得に向け参加選手全員が共通理解をし、目標達成に向けた取り組みを各所属チームに帰ってからも継続して強化していくことを期待する。

ナショナル強化合宿 開催

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12月2日〜9日まで石川県金沢市の金沢プールにてナショナル合宿が行われた。
現在のナショナルチームは、昨年度(2018年9月)の日本選手権から継続的に招集されてきた総勢24名の大所帯と言える人数で実施された。


初日のミーティングにて、野村強化担当(飛込副委員長)よりナショナルチームの共通理念と方針、今回の内容について共有し、2020年東京ワールドカップと東京オリンピックへの思いを共にした。
今後、ナショナルチームのメンバーは、2月の飛込派遣選手選考会の結果を受けて、ワールドカップ代表メンバー、さらにその結果により、オリンピック代表メンバーへとナショナルチームメンバーは様変わりしていく。
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初日からチームとして共通のウォーミングアップメニューを実施。


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12月4日には、全種目でトライアルを実施。
現状評価とシンクロのペアリング、また、シンクロのセカンドチームの検討を行った。
メディアにも公開し、多くの報道陣が来場し、来年の東京オリンピックに向けて、注目の高さが伺えた。



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7日、8日には、石川県水泳協会主催の中田周三杯に参加。競技会を見据えた強化を図った。
オリンピック内定選手も出場し、会場は大いに盛り上がった。



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6泊7日に及んだナショナル合宿は、無事、終了し、今後は2月の飛込派遣選手選考会に向け、それぞれの課題を所属に持ち帰り、所属の強化となる。


翼JAPAN、ナショナルチームのレベルアップを期待し、迫る東京オリンピックでは、大いに活躍してもらいたい。

最後に、多大なるご理解、ご協力をいただきました石川県水泳協会、また、会場となった金沢プールの関係者に深く感謝を申し上げます。

シンガポールGP大会 最終日はメダルラッシュ

◉女子飛板飛込決勝
三上紗也可(米子DC)は決勝で2群、3群の飛び出しおよび入水の下肢の緩みが減点の対象となり得点を伸ばすことができなかった。しかしこの決勝では演技構成を変え、2020東京を見据えて準備している5154Bを取り入れ見事に評点8.0を獲得し、逆転3位を獲得することができた。2群、3群のミスを最小限にとどめ高難易度種目を決めたことは評価でき、今後に期待できると考える。
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◉男子高飛込決勝
男子高飛込は中国2名、ロシアのベテラン1名、メキシコ1名、プエルトリコ1名の曹操たるメンバーの高レベルな試合展開となった。中国をはじめ、今年度の世界選手権ファイナリストなど粒揃いであった。その中で玉井陸斗(JSS宝塚)は健闘し2位であった。特に評価できたのは5255Bの得点97.60のスパーダイブである。高難易度種目が安定してきた演技内容に加え、スーパーダイブを有する選手はいかなる状況でもコンスタントに実力が発揮できる。さらにミスを最小限に止めることで、まだまだ得点を伸ばすことがで、国際大会上位入賞きる可能性を秘めており楽しみである。
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◉女子シンクロ高飛込
女子シンクロ高飛込に出場した板橋美波・荒井祭里ペア(JSS宝塚)は、中国に次いで2位の成績であった。先週のマレーシアGPに続いて300点を超える得点で堂々の成績であった。怪我から復調した板橋は無難な演技を落ち着いてこなし、接戦を制する出来栄えであった。2019年3月に行われたワールドシリーズ相模原大会の得点および先週のマレーシアGPの得点を比較しても演技の完成度は高く、これからの日本のトップとして期待に応えることができる内容と考える。
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シンガポールGP大会2日目

◉女子高飛込準決勝、決勝
荒井祭里(JSS宝塚)の準決勝は昨日の予選での課題の種目を克服し安定した試合内容で中国選手2名に次ぐ全体の3位で決勝へ進んだ。
決勝でも中国2名との争いとなった。荒井は第1種目の405Bをほぼ完璧に演技し、評点9点のジャッジがなされ好調な滑り出しであった。その後305Cでもさらに完璧な演技、7人のジャッジのうち5人が9点、残り2人が8.5点を出すスパーダイブで会場を沸かせた。しかし難易度で勝るYixuan TANG(China)に常にリードを許し首位には届かず3位に終わった。これからの課題としては、いかにミスをなくしハイクウォリティの演技の再現性を高く維持できるかが重要なポイントであると感じた。更なる飛躍に期待したい。
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◉男子シンクロ高飛込
男子シンクロ高飛込に出場した西田玲雄(近畿大学/大阪水泳学校)・金子舜汰(早稲田大学/セントラルスポーツ)ペアの制限選択飛から個人技術や同調でもVery goodの領域で評価され、良好な内容であった。また自由選択飛の407Cでも宙返りのタイミングおよび入水のタイミング、切れとも申し分ない出来であり練習の成果が発揮された瞬間であった。課題としては自由選択飛びの個人技の完成度の向上が必要であると窺える。この試合では中国、GBR、ベテランのロシア共にシンクロ競技の完成度が高く、特に中国、GBRはジュニア選手でありながらよく揃った素晴らしい試合内容であった。各国の層の厚さを痛感している。


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