翼JAPAN

(公財)日本水泳連盟飛込委員会公式ブログ

世界ジュニア大会、遠藤、板橋ともに4位。

ロシアのカザンで開催されている世界ジュニア選手権は大会4日目を迎え、グループB男子1M飛板飛込とグループA女子3M飛板飛込が行われた。

10時から行われた男子1M予選では遠藤拓人(JOCエリートアカデミー)が出場。遠藤は得意の制限選択飛を安定した演技で点数を積み重ね前半3位につけた。予選トップは小柄だが高さとスピード、そして難易度の合計が群を抜いて高いコロンビアの選手だった。
後半の自由選択飛では高難易度を揃える強豪たちに対し遠藤は難易度こそ低いものの着実に点数を積み重ね、7位で決勝へと進んだ。
決勝は大波乱となった。飛板はバランスを崩すと大失敗につながることがあるが、この決勝では予選を上位で通過した2名の選手が助走でバランスを崩してプールに落ち0点を出すというアクシデント。メダル争いから脱落してしまった。そんな波乱をよそに好調だったのは地元ロシアの2名の選手だ。美しい飛込で定評のあるロシアの選手たちが入水をピタリと決めるたびに会場からは地鳴りのような拍手がわき起こった。結果、ロシアのドミトリ・ベノフ選手がラスト1本でコロンビアのルイス・ベムデ選手を抜いて優勝を飾った。
遠藤は周りの選手らが挑戦した高難易度の種目を次々と失敗していく中、淡々と安定した演技を続けた。世界大会で自分の力を出すのは容易いことではないが、遠藤は立派に演技をこなし終わってみると4位まで順位を上げていた。試合前には足のケガに泣き完治しないまま痛みをこらえて挑んだ試合だっただけに喜びもひとしおだろう。


続くグループA女子3Mでは板橋美波(JSS宝塚)と宮本葉月(高知SC)が登場。この予選もかなり荒れた試合となった。
板橋は大きなミスもなく余裕の4位で予選を通過、宮本は踏切にブレがあったものの9位で決勝へと進んだ。
予選では不調だった中国とメキシコの選手らが夜からの決勝では別人のような演技を見せ、一気に順位を上げてきた。板橋も必死に食らいついたがわずか2点差で銅メダルを逃し悔しい4位となった。
一方宮本は決勝1本目の205Bで大きくショートしてしまい波に乗れなかった。小柄ながら高さのあるジャンプは評価されたものの決勝では入水を決められずに11位に沈んだ。



世界ジュニア3日目。荒井が銅メダル!

第21回世界ジュニア選手権は3日目を迎え、3種目が行われた。

グループB女子高飛込予選はミスの目立つ試合となった。自由選択飛は3本と少ない中、205Bと305C(10M)を選択している選手がかなり多く、これを大きくオーバーしたりショートさせるミスが多く見られ予選は大混戦だった。
日本の荒井祭里(JSS宝塚)は、優勝を狙えるほどの実力をつけて今大会に臨んだ。制限選択飛はやや水切れが悪かったものの自由選択飛をまとめて3位で夜の決勝へ。
決勝では地元の応援が盛り上がる中1本目の405Bで素晴らしいノースプラッシュを出し順位を2位に上げ一気に観客を味方にした。次の107Bは練習で苦労していたが高さも軽さもベストと言える演技をして入水角度をきっちりと決め2位をキープ。しかし勝負が決まるラストの5235Dでは入水にブレが生じ、ノーミスで演技を続けたウクライナの選手に抜かれてしまった。しかし、立派な演技と銅メダル獲得に大きな拍手を送りたい。

なお、FINAのホームページの記事は以下の通り。




グループA女子1M飛板飛込予選では身体の大きな選手がよく板を踏んで高さのある演技をし、正確な演技をする中国選手が苦戦する展開となった。
日本の宮本葉月(高知SC)は小柄ながら持ち味のスピード溢れる演技で勝負をかけたが、1本目の助走でアクシデントに近いミスをしほぼ0点からのスタートとなってしまった。9本の演技構成だがさすがに世界大会だけあり1本少ない状態では歯が立たず、懸命に追い上げたが20位に終わった。
優勝したのはイギリスのカトリーヌ・トランス選手で、170センチを軽く超える長身と豊富な筋肉量の恵まれた体格の持ち主。ハードルとジャンプの高さには目を見張るものがあり、その演技に審判員も圧倒された。世界のトップと言われる中国も欧米人選手の演技の大きさに勝てずこの種目では予選落ちしている。
ダイナミックな演技をする欧米人選手と正確な演技をする中国人選手。シニアのクラスではどんな戦いがなされるのか今から楽しみである。

夜8時過ぎから行われた男子3Mシンクロには16チームが出場。どの国もよく練習を積んでおり、ジュニア期からシンクロに取り組ませることの大事さが見て取れた。感心するのはハードルのスタイルを国で統一していること。助走の形が違うとシンクロする時に苦労するがハードルの形を統一するとシンクロチームの補欠メンバーを揃えることも簡単だと思われる。
勝ったのは地元ロシア。正確な演技と息を飲むような美しい飛び込みで観客をうならせた。なお、日本からは伊藤と遠藤が出場予定だったが練習で伊藤が足を負傷し大事をとって棄権した。

大会4日目の12月1日はグループB男子1M飛板飛込とグループA女子3M飛板飛込が行われる。日本からは遠藤拓人と板橋美波、宮本葉月が出場する。

世界ジュニア選手権、大会2日目、伊藤が健闘10位!


ロシアのカザンで開幕した世界ジュニア選手権。大会2日目の29日、日本からは伊藤洸輝(JOCエリートアカデミー)と西田玲雄(大阪水泳学校)が出場した。
午前10時から行われたグループA男子3M飛板予選では35名の選手が参加。コンピュータの都合から試合進行がスムーズにいかない場面が数多く見られ4時間もかかる試合となった。
このクラスにはシニア選手と見間違える位の大きな身体を持つ選手が多く、また高難易度の種目を選択している強豪がひしめいていたが、試合は後半ミスが目立つ展開となった。そんな海外勢を横目に伊藤は安定した演技を連発。10位で決勝進出を決めた。西田は2群と3群にミスが出て決勝へは進めなかった。得意の高飛込に期待したい。
夕方18時から行われた決勝では素晴らしい演技が次々と披露され、もはやジュニアの域を超えるような演技に観客席からは大きな拍手が送られた。
伊藤は気負いからか1本目の107Bをショートさせてしまったが、2本目からラストまでは堂々とした素晴らしい演技をすることができた。結果は10位。入賞には届かなかったもののこれを自信にしてさらなる挑戦をしてもらいたい。
勝ったのは地元ロシアのニキータ・シュライカー選手で、決勝12名の中で圧巻の演技だった。まるでオリンピックチャンピオンのザハロフ選手を思わせるような大胆な助走からのジャンプと美しい演技に地元の声援がいつまでも消えなかった。2位には中国、3位にはオーストラリアの選手が入ったが、特筆すべきことは3人ともが307C、407Cを選択していることと、ロシアが109Cと5337D、中国が207Cを選択していたことである。つまり、ジュニアであれど世界でトップを取るにはこの難易度が必須ということがいえるだろう。
終わってみると、エントリーした国の選手2名ともが決勝へ進出したのはイギリスのみで、ロシア、中国、アメリカ、オーストラリア、ドイツ、メキシコ、コロンビアなど前評判の高かった国は1名しか決勝へ進めなかったことを考えると、伊藤の決勝進出は大健闘であり、彼の大きなジャンプが後に続くチームJAPANのメンバーにとっても勢いのつく試合となったことは間違いない。

大会2日目、2試合目はグループB女子1M飛板飛込。26名の選手で競われた。このクラスは体格差が大きく、小柄で体重の少ない選手は苦戦を強いられた。また、試合開始早々コンピュータの不都合からしばらく試合が止まり、また審判員はフラッシュカード使用に変更になったりと選手を待たせる試合となり、これにより調子を狂わせた選手が続出した。どんな状況でもリズムを崩さず試合をこなさなければならないタフさが求められ、このクラスのジュニア達には非常に厳しい試合となった。
勝ったのはアメリカのマリア・コバーン選手で身体が大きく筋肉量、体重ともにこのクラスではナンバーワンで、ジャンプの高さで彼女に勝る者はいなかった。
またこのクラスでは制限選択飛を5本、自由選択飛を3本飛ぶが、何を自由選択飛で演技するかが勝負の明暗を分けたようだ。
1位のアメリカと2位、3位の中国選手の自由選択飛は3人ともが105B(DD2.6)と403Bを選択していたが、もう1本は勝ったアメリカが5333D(DD2.6)であったのに対して中国選手2人は203B(DD2.3)であった。このあたりの戦略もアメリカのコバーン選手が優位に立てた要因の一つではなかろうか。


大会3日目の30日にはグループA女子1M飛板飛込とグループB女子高飛込、男子3M飛板シンクロが行われる。日本からは宮本葉月(高知SC)と荒井祭里(JSS宝塚)、伊藤洸輝と遠藤拓人(JOCエリートアカデミー)が出場する。



第21回世界ジュニア選手権開幕!



11月28日から12月4日までロシアのカザンで世界ジュニア選手権が開催される。このイベントは2年に1度開催され、グループA(16歳〜18歳)とグループB(14歳〜15歳)の2グループのチャンピオンが生まれる。この大会はジュニアの最高峰の試合となっており、2年前にはグループB男子高飛込で西田玲雄(大阪水泳学校)が優勝している。
今回の大会には35カ国から大勢の選手たちが集まった。
28日は16時半からオープニングセレモニーが行われ、そのあと17時半から新種目として今大会から採用されることになったミックスチームイベントが行われることになっており、15カ国が大会のスタートを盛り上げることになる。


試合日程とエントリー数は以下の通り。

Tuesday 29/11

Final Boys 3m (Group A) 35名
Final Girls 1m (Group B) 28名

Wednesday 30/11

Final Girls 1m (Group A) 33名
Final Girls 10m (Group B) 23名
Boys 3m synchro (A/B) 18チーム

Thursday 1/12

Final Boys 1m (Group B) 28名
Final Girls 3m (Group A) 35名

Friday 2/12

Final Boys 1m (Group A) 33名
Final Boys 10m (Group B) 27名
Girls 3m synchro (A/B) 15チーム

Saturday 3/12

Final Boys 3m (Group B) 32名
Final Girls 10m (Group A) 25名

Sunday 4/12

Final Girls 3m (Group B) 30名

Final Boys 10m (Group A) 26名


アジア選手権最終日、中学生ペア安田と金戸が銀メダル!



東京辰巳国際水泳場で開催されていたアジア選手権は20日、最終日を迎えた。日曜日ということもあり、会場は大勢の観客で賑わった。
この日行われたのは女子飛板飛込シンクロと男子高飛込。

女子飛板シンクロでは中国のペアが段違いの実力を発揮した。しなやかかつダイナミックな動きでしっかりと飛板をしならせ、高さ、スピード、入水まできっちり合わせ、ため息が出るような演技を披露した。手先からつま先までピシッと意識の届いた「美しい飛込」に観客席では割れんばかりの拍手が起こった。
地元の大歓声の中、中学生ペアの安田舞と金戸凜は、前半2本の指定選択飛で息の合った美しい演技でトップの中国ペアにピタリとつけた。自由選択飛ではやや入水に乱れが出て点数が伸びない場面があったが、これまでの練習で積み上げてきたことを出し尽くした2人に大きな拍手が送られた。これからも2人切磋琢磨して大きく成長してもらいたい。




最終種目は男子高飛込。大会の花形であるこの種目では、前評判から中国の2人の選手の演技に注目が集まった。
その1人 YANG JIAN は過去に109Bで10点満点の123点という世界最高得点を出したことのある選手で、彼が台の上で構えると関係者らが動画を撮る姿があちらこちらで見られた。
この2人は特に後ろ宙返りの入水が素晴らしく、207Bと626B、307Cでは9点から10点という得点を出し観客席ではどよめきが起こった。観客たちは彼らの演技に魅せられ大きな拍手を送った。
翼ジャパンからは大久保柊と岡島太一が出場。世界のトップに食らいついたが、2人とも動きに硬さが見られ本来の演技をすることができなかったようだ。
日本選手権2連覇の岡島は試合前の不調で心配されたが試合は何とか持ち直した。全般的に踏み切りが流れたことで入水にブレが生じなかなか高得点には繋がらなかったものの、辛抱の飛込を続け銅メダルを獲得。これで翼ジャパンのメンバー12名全員のメダル獲得が決まった。
大久保は109Cに挑戦したが回転不足でショート。その後は207C、5253B、307Cを無難に決めなんとか追い上げたが順位を上げられず4位。ほろ苦い個人戦デビューとなった。


写真提供  PICSPORT

今回の大会を通して翼ジャパンの選手たちそれぞれに課題が見えたことだろう。
東京オリンピック2020大会までの間にこの課題をどうクリアしていくのか。その壁を選手とコーチ、そしてすべてのスタッフが力を合わせて登っていく覚悟を問われた大会となったのではないだろうか。


最後に、大会を運営してくださった関係者の皆さま、素晴らしい英語のアナウンスを1人でこなした山下藍奈氏、審判団の皆さまに心からの御礼を申し上げます。ありがとうございました。
そして応援してくださった皆さま、心に届く応援をありがとうございました!

翼ジャパンスタッフ一同


アジア選手権3日目、男子高シンクロで渾身の銀メダル!



第10回アジア選手権は19日に3日目を迎え、男子高飛込シンクロと女子飛板飛込が行われた。

男子高シンクロは5カ国のエントリー。その中でも中国チームは抜群の高難易度種目を揃えてきており、練習から素晴らしい演技を見せその活躍が期待された。
この試合は参加数こそ少なかったものの日本に続いてインドネシアとイランも高い難易度を揃えてきており、日本にとっては油断のならない試合となった。 
中国は順調に高得点を重ねていったが、5本目の演技をショートするという痛恨のミス。試合前の練習では完璧な仕上がりを見せていただけに、飛込競技は試合で何が起こるかわからない難しさがあることを改めて感じさせられた。ラストの109Cを無難に決めた中国は今大会5つ目の金メダル獲得となった。
日本からは大久保柊と金子舜汰が初の国際大会デビュー戦。演技順1番目という硬くなりがちなスタートを無難に決めた2人は、前半2本の指定選択飛をきっちりと決めいい流れで自由選択飛につないだ。自由選択飛1本目の207Cを決め波に乗ると思われたが、続く107Bでは力んだことでズレが生じる痛恨のミス。しかし続く407Cと5253Bでは個々の演技でノースプラッシュを出し、自己ベストの得点で銀メダルを獲得した。



続く女子飛板飛込では中国の2人が強さを見せた。筋肉量が多く柔軟性のある身体で大きく飛板をしならせ、高さとスピードのある素晴らしい演技を連発。観客席からはため息が漏れた。
日本の板橋は1本目、5152Bを無難に決めると2本目の205Bはオーバー目に、続く305Bではややショート目と辛抱の演技が続いたが、4本目の405Bをきっちりと決めた。ラストの107Bはオーバー目ではあったが、板橋らしいスピードのあるジャンプに観客席からは大きな声援と拍手がわいた。結果、板橋は初日の女子高飛込に続いて2個目の銅メダル獲得となった。
日本代表の2人目は今大会最年少13歳の金戸凜だ。シニア国際大会のデビュー戦となった今大会では緊張から表情に硬さが見られたがとてもよく板が踏めており、小さな身体が大きく見える程ジャンプの高さでは他の大柄な選手たちに見劣りしなかった。入水をオーバーするミスはあったものの、今後の成長が楽しみな選手の1人である。








写真提供  PICSPORT

アジア選手権2日目、坂井、須山が中国の一角を崩す!



第10回アジア選手権は2日目を迎え、女子高飛込シンクロと男子飛板飛込が行われた。
女子高飛込シンクロは中国チームが強かった。練習ではズレも見られ不調かと思われたが、試合では高難易度の演技をきっちり決め危なげなく優勝した。
日本の佐々木那奈・荒井祭里ペアは地元開催で少し気負ったか、珍しく踏み切りのズレが見られ苦戦したが、ラストの5235Dを決めて銀メダルを獲得した。




男子飛板飛込には16名の選手が出場。中でも109C、5156Dを選択している中国のPENG Jianfeng が高さとスピードで圧倒的な演技を見せ優勝した。彼が飛ぶ時には観客席にいる若いダイバーたちが一斉にカメラを向ける姿があちらこちらで見られた。
日本の坂井丞は彼の持ち味であるスピードを生かし、しっかりと入水を決めて観客をわかせた。もう一人の代表須山晴貴はシニア国際大会デビュー戦ながら見事な演技を繰り返し、特に407Cの素晴らしい入水に観客の拍手がしばらく鳴り止まなかった。そして4ラウンドあたりから中国のPENGが1位、坂井は2位、須山の3位というランキングを崩すことなく、このまま最終的に坂井が銀メダル、須山も銅メダル獲得となり、中国の一角を崩して日本代表の2人ともが表彰台に乗るという快挙を成し遂げた。

このいい流れで明日からの後半戦に臨みたい。












写真提供  フォート・キシモト


第10回アジア選手権開幕!

東京辰巳国際水泳場にて17日、第10回アジア選手権が開幕した。
大会は4日間ともシンクロ種目が10時半から、個人種目は11時40分スタートとなっている。

大会初日、1試合目は男子3M飛板飛込シンクロが行われ8カ国が参加。日本からは日本体育大学の学生ペア、長谷川英治と荒木宥図が出場した。
試合は中国チームが1本目からトップを譲らず、世界トップレベルの力を見せつけた。日本チームはとてもいいスタートを切り順調に点数を積み重ねていたが、5本目の入水にミスが出て得点を伸ばすことができず、順調に得点を重ねていたイランとシンガポールと日本の銅メダル争いとなったが、ラスト1本の405Bを決めた日本が銅メダルを勝ち取った。

初日の2試合目は女子高飛込決勝。ここではリオデジャネイロ五輪銀メダリストのSI YAJIE選手が出場し、注目を浴びた。
リオ五輪よりふっくらした印象のSI YAJIE選手だが世界トップクラスの演技は健在。安定した演技でトップを譲らなかった。
日本からは20年ぶりにオリンピックで8位入賞した板橋美波がオリンピックでは封印していた109C(前宙返り4回半抱え型)と207B(後ろ宙返り3回半エビ型)を披露するという情報からメデイアが大注目。そんな中109Cを見事に決め板橋が銅メダルを獲得した。
また、佐々木那奈は素晴らしい演技を重ねノースプラッシュで観客をわかせたが、惜しくも305Cのオーバーが順位に響き4位となった。



写真提供  PICSPORT


写真提供 フォート・キシモト

エリート小学生強化合宿が開催されました!

平成28年度のエリート小学生強化合宿が11月11日(金)から13日(日)まで、国立スポーツ科学センターと東京辰巳国際水泳場にて実施されました。
JOCジュニアオリンピックカップ夏季大会から選抜された7名の選手たちは、自分たちが未来を担う翼ジャパンの一員であることを自覚し、一生懸命課題に取り組みました。

参加選手は以下の通り。

男子選手
・伊熊扇李(トビウオJr  DC)
・増山悟空(小松DC)
・二羽倖駕(小松DC)
女子選手
・辰己 蓉(高知SC)
・佐々木音華(米子DC)
・望月来華(大分DC)
・関野思衣(栃木DC)


赤羽にある国立科学スポーツセンターで、まずは身体作りに必要な栄養について学び、普段の食事の取り方について考えました。
アイスブレーキングでは、チームの一員であることの自覚や協力し合うことで生まれる強い力を実感しました。
また、他競技見学として今週末に行われるアジア選手権に出場するシンクロナイズドスイミングのナショナルチームの練習を見学させて頂きました。同じ採点競技ですが「もっと!もっと!」と頂点を目指して努力する姿に「我々ももっと頑張らなくては!」と気持ちが引き締まりました。
安田千万樹コーチの講義では、翼ジャパンの一員としての心の持ち方について話がありました。



第1回のエリート小学生合宿から継続して行ってきたのは英会話の講義。将来日本代表として海外遠征に出向くことを想定し、今年は挨拶や自己紹介から発展して皆の前で英語で発表することにも挑戦しました。



最終日は東京辰巳国際水泳場へ移動し、基礎的な入水技術について徹底的に行いました。皆真剣な眼差しです。



3日間の強化合宿を終えた7名の選手たちが初日の不安げな表情とは打って変わり、最終日には希望と輝きに満ちた顔になっていたのが印象的でした。

選手たちは「未来を担う翼」が自分たちにあることを強く感じたことでしょう。
その翼を大きく羽ばたかせられるかどうかは「絶対にやるんだ!」という覚悟と地元に帰ってからの継続した努力にあります。彼らの取り組む姿勢とエネルギーあふれる行動に、明るい未来を感じた強化合宿となりました。

ご協力いただきました関係者並びに担当コーチの皆様方、ありがとうございました。翼ジャパンの一員としてこれからも飛込競技を盛り上げていきましょう!

第10回アジア選手権観戦チケットについて

11月17日から20日まで、東京辰巳国際水泳場で開催されるアジア選手権の観戦チケットについてのお知らせになります。
翼ジャパンプログにて観戦チケットについてのご案内をしておりましたが、本日をもちまして終了とさせて頂きます。
たくさんの申し込みありがとうございました。

シンガポールGP大会でメダルラッシュ!

ワールドグランプリシリーズ最終戦は11月4日から6日まで、シンガポールで行われた。日本からは若手8名の選手が参加した。
今大会は次世代を担う若手選手が集まった試合となったが、日本代表の8名全員がメダルを獲得するという素晴らしい成績であった。
選手それぞれは次に向けた課題も見え、収穫の多い大会となったようだ。次の目標に向け、新たな課題を胸に次へのステップとしてもらいたい。



アジア選手権の代表選手が発表に。

11月17日から20日まで、東京辰巳国際水泳場で開催されるアジア選手権の代表チームメンバーが発表になりました。




大会スケジュールは以下となります。

17日…女子高飛込、男子3Mシンクロ
18日…男子飛板飛込、女子高シンクロ
19日→女子飛板飛込、男子高シンクロ
20日→男子高飛込、女子飛板シンクロ


多くの方に観戦していただきたく、飛込委員会では観戦チケットを用意しました。ご希望の方は、観戦したい日にちとチケットの枚数を以下の窓口(担当、野村)までメールにてお知らせください。チケットの受け取り方法などは後日メールにて対応させて頂きます。

これからも翼ジャパンの応援、よろしくお願いいたします!

窓口  (担当:野村)

日本選手権最終日の結果

東京辰巳国際水泳場で行われている日本選手権は最終日を迎え、女子1M飛板飛込、男子高飛込、男女高飛込シンクロが行われた。

女子1Mでは実力が拮抗し誰が表彰台に乗ってもおかしくない試合だったが、そんな中安定した演技を見せたのが榎本遼香(筑波大)で、パシッと音のする入水のインパクトが高い評点につながりこの種目で初優勝となった。2位には安定した踏切で全体をまとめた金戸華(日出高)が入り、305Cにチャレンジした宮本葉月(高知SC)が3位となった。



男子高飛込予選はミスの目立つ試合だったが、決勝は好演技に拍手が湧いた。
昨年優勝した岡島太一(日体大)が入水をまとめ昨年に続き2連覇。入水姿勢に課題はあるもののまだまだ伸びしろがあり今後の成長が期待される。予選トップの村上和基(JSS白子)は前半トップを走っていたが予選で決めた307Cを大きくオーバーしてしまい勝利を逃した。また今季109Cを作り決勝ではショートしたものの大きなチャレンジを結果につなげた大久保柊(筑波大)が堂々の3位となった。



最終種目は男女高飛込シンクロ。男子は4チームと寂しい参加数だったが、それぞれのチームが真剣に日本一に挑戦した。
勝ったのはダークホースの大久保柊と金子舜汰(セントラル)ペア。伸び盛りの若手2人が大きなチャンスを手にした。改善点は大きいが磨けば光る原石がこれからどう光っていくのか注目したい。



一方、女子高飛込シンクロは1チームの参加ということで公開競技となったが、佐々木那奈、荒井祭里(JSS宝塚)が卒なく5本の演技を披露した。やはり国内で競う相手がいてこそ選手の成長がある。今後は切磋琢磨できるライバルチームの台頭が望まれるだろう。


3日間の競技がこれで全て終了した。今大会は11月中旬に同プールで開催されるアジア選手権の代表選手選考会となっており代表チームメンバーの発表は後日になる。

東京オリンピックへのカウントダウンは始まりました。日本初のメダル獲得に向けて翼ジャパンは大きく前進します。
これからも応援よろしくお願いします❗️

日本選手権2日目の結果

日本選手権2日目は男子3M飛板飛込と女子高飛込が行われた。

男子3M飛板ではリオ五輪日本代表の坂井丞と寺内健(ミキハウス)のトップ争いとなったが、先週行われた国体でも好演技を見せた須山晴貴(島根大学)が2人にピタリと付きプレッシャーをかけた。407Cのショートがなければ2人の間に割り込めたかもしれないという内容であった。今大会はこういった若手の台頭がとても頼もしく、2020年を見据えて本気で取り組む選手とコーチの姿を見た気がした。勝負は坂井が優勝、2位に寺内、3位に須山。



女子高飛込予選でトップ通過したのは高校1年生の三上紗也可(米子DC)。最近はJSS宝塚の三人娘、板橋美波、佐々木那奈、荒井祭里の勝負になることが多かったこの種目に新たな光が差し込んだ。決勝ではこの4人がお互いを意識したのか動きに硬さが見られ入水にブレを生じさせた。しかし4ラウンド目で板橋が一気にトップに立ち勝負を決めた。2位には佐々木、そして3位には個人種目初の表彰台となる三上が入った。

日本選手権開幕!

東京辰巳国際水泳場にて日本選手権が開幕した。3日間の日程で行われる。この大会は11月に同プールで開催されるアジア選手権の代表選手選考会になっている。

初日は女子3M飛板飛込、男子1M飛板飛込、男女飛板飛込シンクロが行われた。
女子3M飛板の参加選手は中学生と高校生が多かった。若手の力の台頭は嬉しいことだ。
高難易度種目で安定した演技を見せたのは板橋美波(JSS宝塚)。大きなミスはなかったが入水のブレが気になるところ。スピード感溢れる回転力は彼女の武器だ。今後の評点アップに期待したい。
2位には中学生チャンピオンの金戸凜(日出中)が300点越えの演技を見せ大歓声を浴びた。中学1年生で初出場ながら板橋の背中を追いかけプレッシャーをかけた。今後は難易度アップと高飛込への挑戦に大いに期待したいところだ。
3位争いは混戦となった。ラスト1本を残し誰もが表彰台のチャンスがあった中、坂井莉那(日体大)がそのチャンスをものにした。



男子1M飛板飛込では高難易度に挑戦する選手が増えたが、助走のミスが命取りとなりこの決勝では2本の失敗演技(0点)が出てしまった。そんな中、大ジャンプを見せたのは日本室内選手権優勝の千歩純一(日体大)だ。細かなミスはあったが日本室内選手権に続いての2冠は大きな自信になったに違いない。明日の3M飛板飛込もも期待される。
2位は高さとスピードある演技を見せた伊藤洸輝(JOCエリートアカデミー)が入った。この演技をそのまま3Mでできたなら世界のトップレベルの種目が見えてくるのではないだろうか。
3位には社会人選手として奮闘している長谷川寛人(長岡DC)が長い手足を大きく使いダイナミックな見せ嬉しい表彰台となった。



男子3M飛板シンクロでは坂井丞と寺内健(ミキハウス)が優勝した。2人のハードルの高さの違いからか演技に微妙なズレが生じていたのが気になったが、後輩たちの目標として今後のさらなる成長に期待したい。
女子3M飛板シンクロは日本室内選手権優勝の安田舞(米子DC)と金戸凜(日出中)の中学生ペアが途中ミスはあったものの日本室内選手権に続いて2冠。立派の一言である。




国民体育大会、最終日の結果

盛岡市立総合プールで9日から開催されている国民体育大会は最終日を迎え、成年女子飛板飛込、成年男子高飛込の2種目が行われた。

成年女子飛板飛込は10名の参加。この大会を最後に現役を退くオリンピアン中川真依(石川県)が力を振り絞り渾身の演技を見せ優勝。どんなスポーツにも世代交代の時期がくるが、ひとつの時代を駆け抜け日本の飛込界を引っ張ってくれた彼女の功績は大きい。
2位には美しいフォームと入水が持ち味の馬淵優佳(兵庫県)、3位は身体が絞れ動きのキレが戻った榎本遼香(栃木県)だった。



成年男子高飛込は高難易度の種目が目白押しで見ごたえのある試合となった。
昨年の世界選手権日本代表の萩田拓馬(静岡県)が安定した演技を見せ優勝。来週の日本選手権が楽しみである。
ラストラウンドは2位3位争いが熾烈だった。ミスを少なくまとめた新良貴優(広島県)が2位に、そしてスピードある演技をした村上和基(三重県)が3位となった。



来週16日から18日まで東京辰巳国際水泳場にて今季一番大きな試合である日本選手権が開催されます。どうか選手たちにますます大きな声援をよろしくお願いいたします!

国民体育大会2日目の結果

盛岡市立総合プールで開催されている国体は2日目を迎えた。この日は少年女子飛板飛込、少年男子高飛込、成年男子飛板飛込の3種目が行われた。

少年女子飛板飛込ではリオ五輪日本代表(高飛込8位)の板橋美波(兵庫県)が水際の小さなミスはあったものの危なげなく優勝。これで少年女子は2クラスともに兵庫県勢が勝った。2位には踏み切りにやや乱れはあったものの確実に高得点を重ねた宮本葉月(高知県)が入り、3位には高さのある大胆な演技で藤原蒼(岡山県)がインターハイに続き表彰台を決めた。



少年男子高飛込では世界ジュニア日本代表の西田玲雄(大阪府)が今季から取り組んでいる307Cこそ失敗したものの確実な演技を積み重ねインターハイ、全国ジュニア五輪に続き3冠を達成。2位には素晴らしいノースプラッシュを見せ観客をわかせた山田周汰(静岡県)が入った。ラストの5237Dでは80点越えのスーパーダイブを見せたが90点をこえてもおかしくない内容の演技だったことを加筆したい。3位はミスを最小限に留めダイナミックな演技を中秀太郎(石川県)だった。



成年男子飛板飛込はリオ五輪日本代表の坂井丞(神奈川県)、寺内健(兵庫県)が出場しハイレベルな試合となった。
結果は最終種目で10点を出した坂井が優勝、寺内が2位。この2名の実力が抜きん出ているこの種目だが、3位となった須山晴貴(島根県)はトップ2人に食らい付き、その試合運びは彼らの背中が見えるところまで来たのではないだろうか。また109C、207C、307C、407Cに挑戦する若手の選手が増え、トップ2人に追いつけ追い越せの勢いが出てきたことを感じさせる試合となった。


2016 期望郷 いわて国体 開幕!

盛岡市立総合プールでいわて国体(競泳・飛込競技)がスタート、3日間の熱い戦いがスタートした。
初日の今日は少年女子高飛込、少年男子飛板飛込、成年女子高飛込が行われた。

少年女子高飛込では世界ジュニア選手権日本代表の佐々木那奈(兵庫県)が素晴らしい入水を見せ圧勝。鋭く迫力ある入水に観客席から大きな拍手がわいた。2位には今年安定した演技をしている三上紗也可(鳥取県)が入った。3位はバネのあるダイブをした宮本葉月(高知県)だった。


少年男子飛板飛込ではインターハイ優勝の中秀太郎(石川県)が助走のミスに泣き優勝争いから脱落、試合は世界ジュニア選手権日本代表の伊藤洸輝(神奈川県)の独壇場となった。2位にはスケールの大きな演技をした中学生チャンピオンの遠藤拓人(宮城県)が入り、3位はミスを最小限にまとめた金子舜汰(東京都)が今季飛板で初の表彰台を決めた。




成年女子高飛込では今季10Mの種目を揃え安定した演技をした榎本遼香(栃木県)がインカレに引き続き優勝した。2位には難易度は低いながらも美しい入水をした馬淵優佳(兵庫県)が入り、3位はキレのある入水をした坂井莉那(神奈川県)だった。





インカレ最終日の結果

大学選手権最終日は女子3M飛板飛込と男子高飛込が行われた。女子飛板飛込を制したのは4年生の馬淵優佳(立命館) 。前日高飛込で優勝した榎本遼香の追撃を振り切るキレのある入水で前年に引き続き優勝、最後のインカレを有終の美で締めくくった。

男子高飛込は前年度日本チャンピオンの3年生岡島太一(日体大)が課題としていた安定度を上げる試合運びで優勝。ディフェンディングチャンピオンとしてのプライドを示した。




この大会で現役を引退する選手も多く、4年生全員での集合写真は感慨深い。
「翼ジャパン」の一員として飛込を通して成長した君たちが、大きな翼を羽ばたかせて次の世界に飛び込んでいくことを大いに期待したい。

感動をありがとう。
そして夢をありがとう。





日本学生選手権開幕!

今年の日本学生選手権は広島県福山市ローズアリーナにて開催された。
初日の今日、男子3m飛板飛込と女子高飛込が行われた。
男子は予選の第一ラウンドで須山晴貴(島根大学)が踏み切りで膝が抜け0点からのスタートという波乱からであったが予選を通過、決勝では安定した演技で初優勝を飾った。
女子は久しぶりに10mの自由選択演技を5本揃えてきた榎本遼香(筑波大学)が予選、決勝と盤石な試合運びで2位に大差をつけて優勝した。




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