翼JAPAN

(公財)日本水泳連盟飛込委員会公式ブログ

世界水泳・ユニバーシアード代表合宿報告


世界水泳・ユニバーシアード代表合宿が5/16〜19に、三重県鈴鹿市鈴鹿スポーツガーデン水泳場にて行われました。
世界水泳チームは、各選手出場種目の強化、ユニバーシアードチームは、ミックスシンクロのペアリングと、個人スキルの強化を中心に行われました。


各選手が合宿初日に掲げた、個々の課題に対しても、一定の成果が見られ、質の高い演技が多く、非常に雰囲気の良い合宿となりました。
引き続き、翼JAPAN DIVING TEAMへの応援、よろしくお願いします。

大会最終日、飛板ミックスシンクロで金メダル、個人で金戸が銅メダル獲得!

大会最終日、女子3m飛板飛込決勝に金戸と宮本が出場。金戸は体格では欧米の選手圧倒的に劣るも正確な踏切と切れのある入水で他を圧倒し見事銅メダルを獲得した。若干オーバーした205Cを除いては完璧な演技。参加者の中でもひと際目立つ美しい飛込は各国の指導者・選手から絶賛された。宮本は4位とメダルは逃したが彼女も強風の中耐え凌ぎ立派に力を出し切った。1位、2位になった中国の選手でさえも風の影響を受け実力通りの力を発揮できない状況であったが、その中で力を出し切った二人の試合内容はすばらしかった。



さらに、3mMIXシンクロでは西田と宮本が金を獲得する快挙。上位との力の差はほぼ互角。風に打ち勝つメンタルの強さが結果を左右する鍵となった。MIXシンクロにおいては大会期間中最も風が強い競技となり落下や0点演技のペアが続発。西田・宮本が試技する直前の二組のペアが同演技で続けて0点を出す場面もあったが、もろともせず集中しこれまでの最高の演技を披露。日本人初の栄冠に輝いた。



 前述しているとおり厳しい環境から結果の出にくいとされるプエルトリコ大会。その中で金1、銀1、銅1の3つのメダルを獲得できたことに正直ほっとしている。しかし、女子高飛込であと2個のメダルは獲得できたはず。獲れるべきメダルが獲得できなかったことは今後反省すべき点。次回はこの失敗を必ず活かす。

ヘッドコーチ   安田千万樹

プエルトリコGP、三上/宮本ペアが銀メダル獲得

5月4日からプエルトリコのサン・ファンで開催されているグランプリ大会(第3戦目)。大会3日目の6日に女子飛板シンクロ決勝が行われ、三上紗也可(米子DC)、宮本葉月(高知SC)が代表初となるペアを組み出場した。中国の選手の上回る難易度での挑戦。強風の中の高難度の演技はハンデであったが動じることなく手堅くまとめ銀メダルを獲得した。得点256.68。決して満足なものではないが日本チームに今回初のメダルをもたらしてくれた。


最終日の7日は、日本は女子飛板で決勝へと勝ち進んだ宮本葉月、金戸凜(セントラルD)の決勝と、飛板ミックスシンクロ決勝の西田玲雄(大阪水泳学校)と宮本葉月の試合が行われる。

International Youth Diving Meet 2017 結果報告

 

4/20(木)〜23 (日)にドイツ・ドレスデンで開催された表記大会にJOCエリートアカデミーより伊藤洸輝・山田周汰・近藤花菜が参加した。今年も多くの国が参加したこの大会は、欧米を中心とするジュニアのトップ選手が集う大会であった。

 以下、競技結果である。


 

 伊藤選手は、持ち前のダイナミックな演技でトップ争いを展開するも、惜しくもメダル獲得はならず4位。今回、初海外試合 であった山田選手は制限選択飛びや5237Dで評点8.5 を超える演技 を披露し7位。近藤選手は飛板で予選落ちだったものの、高飛込で制限からまとまった演技をみせ6位入賞を果たした。




 ジュニアの大会と言えど 、グループA上位選手達はFINA 公式大会で活躍できる競技レベルであった 今回出場したメンバーは、 トップ選手達とまだ一歩・二歩及ばず現実を目の当たりにする経験ともなったが、 日本飛込界の国際競技力向上政策として 強化を進めているJOCエリートアカデミー選手として、ジュニア期からの国際舞台での 経験を生かし、 日本のジュニアダイバー達を牽引して、将来、オリンピックで活躍する選手・チーム へと成長していってもらいたい


JOCエリートアカデミー強化スタッフ/毒島泰士

2017翼ジャパンカップ大会要項の一部訂正

日本水泳連盟のホームページにすでに掲載されている上記大会の要項に一部誤りがありました。今後、要項の変更がなされますが先に情報を掲載させて頂きます。

 

<訂正する部分>
12-13歳国際大会派遣代表選手選考会
(誤)  12-13歳  3M飛板飛込
                       ↓
(正)  12-13歳  1M飛板飛込

となります。
後日、大会要項が変更になりますので確認のほうよろしくお願い致します。



翼ジャパンカップ2017についてのお知らせ(MIXシンクロについて)

飛込委員会では競技会強化を推進するため、今年の翼ジャパンカップでMIXシンクロをオープン競技として行うことを決定しました。
なお、この種目についてはエントリー数により試合日程を決めることとなりました。後日、日水連のホームページに大会要項がアップされますのでよろしくお願い致します。

カナダGPで佐々木が優勝

先週行われたカナダGP大会の女子高飛込で佐々木那奈JSS宝塚)が優勝した。板橋美波は3位だった。
また、男子3M飛板飛込では坂井丞(ミキハウス)が3位に入り、これで日本の全選手がメダルを獲得したことになる。


MIX シンクロ高飛込で板橋、村上が優勝(カナダGP)

今月6日からカナダのガティヌで開催されているグランプリ大会で板橋美波(JSS宝塚)と村上和基(JSS白子)がミックスシンクロ高飛込で優勝した。
また、女子高飛込シンクロでは佐々木那奈と荒井祭里(JSS宝塚)は息の合った演技で高得点を叩き出し2位と健闘した。


全国JOCジュニアオリンピックカップ春季大会フォトギャラリー(2日目)

写真提供 : PICSPORT


女子最優秀選手賞  
金戸凜(日出中学/セントラル)



全国JOCジュニアカップ春季大会、フォトギャラリー(初日編)


写真提供 : PICSPORT

男子最優秀選手賞 
 伊熊扇李(トビオJrDC)

全国JOCジュニアオリンピックカップ春季大会日目



大会2日目の最初のイベントは男子9歳〜11歳。同クラスの女子よりさらに小柄な選手たちが目立ったが、そんな中大きく飛躍したのが八木魁斗(宮城DC)だ。昨年の夏季大会では4位と目立つ選手ではなかったが、134センチと小柄ながら正確な踏切と高いジャンプ、見せ場のあるキックアウトからの入水で得点を伸ばし、初の全国制覇となった。


第2試合は女子12歳〜13歳。ここでは2020ターゲットアスリートの金戸凜 (日出中学/セントラル)の実力が抜きん出ており、自由選択飛でショートするミスはあったもの圧巻の演技で危なげなく優勝。女子の最優秀選手賞も獲得した。




最終イベントは男子14歳〜15歳。夏よりも身体つきが少し逞しくなった選手たちが大きな演技を披露した。誰が勝つのか予想できない混戦の中、8本の演技をきちんと決めてきた井戸畑和馬(大阪水泳学校)が優勝し大会を締めくくった。


最優秀選手賞
    男子  伊熊扇李(トビオJrDC)
    女子  金戸凜(日出中学/セントラル)

優秀選手賞
    男子  坂田慈央(ジョイフル)
    女子  佐々木音華(米子DC)

団体優勝
    小松DC
団体準優勝
    ジョイフル


今大会で2016年度の全ての大会が終了しました。今年もたくさんのご声援ありがとうございました。
4月からジュニア選手たちは学年が1つ上がり、次のステージへと進みます。日々の練習の積み重ねがいつの日か大きな結果につながりますように。

この先の翼JAPANの活躍が楽しみですね‼️

全国JOCジュニアオリンピックカップ春季大会開幕!

オリンピアンの坂井丞選手(ミキハウス)からメダルを受け取る伊熊扇李選手(トビオJrDC)


東京辰巳国際水泳場にて全国JOCジュニアオリンピックカップ春季大会が開幕した。夏季大会とは違い、基礎種目とされる1M飛板飛込のみで争われる。
この大会は昨夏行われた夏季大会に出場した選手に自動的に出場権が与えられた。

最初の試合は女子9歳〜11歳のクラスで15人が出場。身体が小さく体重も軽い選手たちは飛板をしならせるのに苦労していたが、そんな中光っていたのが夏季大会チャンピオンの佐々木音華(米子DC)だ。しっかりした高いジャンプは素晴らしかった。室内プールのないチームだが陸上での基礎練習をしっかり積んでいるのが演技に現れていた。



第2試合は男子12歳〜13歳。8名の参加となった。
このクラスは板をしっかり踏める選手も多く、高さのあるジャンプが見られた。3月ということで練習量の不足からか入水に乱れが見られたものの全体的にまとまった演技の多い試合であった。
ここでは今まで負け無しのチャンピオン伊熊扇李(トビオJrDC)が安定した演技で独走状態。夏に比べて身体が一回り大きくなり飛板をしっかりしならせられるようになった。また入水の音とキレが良く高得点につながったようだ。4月からは中学生。今後の成長が楽しみだ。


初日最後は女子14歳〜15歳で8名が出場。ミスが目立ちやや盛り上がりに欠ける試合となった。勝ったのは近藤花菜(lJOCエリートアカデミー)でジャンプの高さが光った。7ラウンド目では助走が合わず0点を出したにも関わらず優勝という結果は立派。今後は身体を絞って動きのスピードと水切れが良くなれば次の目標が見えてくることだろう。


明日は朝10時から男子9歳〜11歳、そのあと女子12歳〜13歳、男子14歳〜15歳の試合が行われる。


エリート小学生合宿報告



2月9日(木)から12日(日)まで、東京辰巳国際水泳場にて2016年度の第2回エリート小学生合宿が行われました。
集まった6名の選手たちは陸上でのトレーニングでは体幹を意識し、プールでは自由選択飛にも挑戦して中身の濃い4日間を過ごしました。
特に、今月6日から強化合宿で来日しているオーストラリアのシドニーナショナルチームと合同の練習では、トップダイバーたちのジャンプの高さに驚き、コーチ陣も大いに刺激を受けました。
ヘッドコーチのチャバ・ソブリノ氏の申し出でエリート小学生たちは半日間練習を指導して頂く機会をいただき、選手たちは慣れない英語に四苦八苦しながらも真剣に指導を受けていました。



今まで経験したことのない刺激が、きっと選手たちのこれからの成長の後押しをしてくれると思います。彼らの真剣な目がそれを物語っていました。
ソブリノ氏には本当にありがとうございました。

ジュニアの次の大会は3月25日、26日に開催される春季ジュニアオリンピック大会です。
これからも翼ジャパンの応援よろしくお願いします‼️

国際大会派遣選手選考会

今夏開かれる世界選手権とユニバーシアード大会およびグランプリ大会の代表選手を決める大会が4日と5日に東京辰巳国際水泳場で開催された。

大会結果はこちら。


選考結果は今週行われる日本水泳連盟の会議により最終決定される。


以下は今大会のフォトギャラリーです。
写真提供:PICSPORT



コーチ・カンファレンスのご案内、訂正

先日ブログでお知らせさせていただきましたコーチ・カンファレンスについて、開催時間と会場の変更がございます。
以下のようになりますのでお間違えのないようよろしくお願い致します。


日時 平成29年2月11日(土)
            17時〜18時半
                         場所  東京辰巳国際水泳場  会議室

参加費: 1人4,000 
参加対象   コーチ資格保持者、競技登録選手(日水連登録)

窓口 金戸 幸  dive_yuki1223@yahoo.co.jp  まで

コーチ・カンファレンスのご案内


2月6日(月)より17日(金)までオーストラリアのシドニーチーム が東京辰巳国際水泳場と味の素ナショナルトレーニングセンターで強化合宿を開催することになりました。

現在オーストラリアは3拠点(シドニー、アデレード、ブリスベン を中心に選手強化を行っており、この度シドニーチームから選抜されたナショナルメンバーとコーチのチャバ・ソブリノ氏が来日することになります。

 そこで、ソブリノ氏にコーチ・カンファレンスの時間を作っていただくことになりました。数々のメダリストを育てた指導者の指導法などが聞ける最高のチャンスだと考えます。是非とも多くの日本の指導者の方たちに参加していただき、世界のトップクラスのコーチングから多くを学び、現場に還元していただければと思います。

 つきましては、誠に恐縮ですが、以下の通りカンファレンスを開催いたします。

多くの指導者、ならびに選手の皆さんに是非ともご出席いただきますようお願い申し上げます。

 

 

日時 平成29年2月11日(土)
            18時〜19時半
                        
場所  味の素ナショナルトレーニングセンター アスリートヴィレッジ

参加費: 1人4,000
参加対象  コーチ資格保持者、競技登録選手(日水連登録)

窓口 金戸 幸  dive_yuki1223@yahoo.co.jp  まで


 

チャバ・ソブリノ氏 プロフィール

 

メキシコ生まれ、1980年モスクワ五輪メキシコ代表。

その後コーチとして活動。シドニー五輪飛板飛込で銀メダルを獲得した フェルナンド・プラタス選手をジュニア期に指導。

メキシコ代表コーチとしてソウル五輪、バルセロナ五輪参加。

1995年からオーストラリアに移住しコーチとして活動。

アトランタ五輪からリオ五輪までナショナルコーチを務める。

地元開催となったシドニー五輪では指導していた ルーディ・ターキー選手とレベッカ・ギルモア選手女子高飛込シンクロ銅メダル獲得に導きオーストラリアに76年ぶりとなるメダルをもたらした 北京五輪ではマシュー・ミッチャム選手が男子高飛込で金メダル、メリッサ・ウー選手が女子高飛込シンクロで銀メダル 獲得 している

現在はシドニーのNSW Institute of Sport (NSWIS) のヘッドコーチを務める。



来日予定の選手たち。

(写真上から)

メリッサ・ウー選手

エスター・キン選手

ケビン・アレハンドロ  チァベス選手

(いずれもリオ五輪代表)




ナショナルB、ジュニア強化合宿


12月23日〜25日まで三重県鈴鹿市スポーツの杜水泳場で公益財団法人日本水泳連盟ナショナルB及びジュニア強化合宿が行われました。
ナショナルB4名、ジュニア強化4名と少数精鋭の強化合宿となりました。

ナショナルB

ジュニア強化

ナショナルBは、飛込競技のウエイトトレーニングを中心に、ジュニア強化はドライランドでの自重トレーニングとトランポリンワークを中心に、またプール練習では、基本演技での出来栄え、精度向上を目的に練習が行われました。
さらに、飛込委員会医科学部成田崇矢トレーナーを中心に体格・体力測定。早稲田大スポーツ科学学術院の稲見崇孝先生のエラストグラフィ画像(エコーによる超音波検査)による「筋肉の状態を数値化する」検査、そして和歌山医大耳鼻科の大谷真喜子先生による「バランスを聴覚、視覚と体性感覚への依存度調査」を3日間連続で検査を行い、今後、さらにそれぞれの検査調査の結果の分析を行い現場に還元していくことになっています。

2泊3日と短い合宿でしたが内容の多い充実した合宿となりました。合宿の最後のミーティングでは参加者全員で2月に行われる国際大会派遣選手選考会で好成績を収めることを確認しあい合宿を終了しました。

GO!  GO!  翼ジャパン‼️

世界ジュニア、最終日

ロシアのカザンで開催されている世界ジュニア選手権は大会7日目、最終日を迎え、グループB女子3M飛板飛込とグループA男子高飛込が行われた。

グループB女子3Mには荒井祭里が出場、小柄ではあるが基礎がしっかりと身についているのを感じさせるいい演技をした。きっちりと制限選択飛を飛んで203点と良い出だし。自由選択飛も大きなミスなく7位で夜の決勝進出を決めた。
決勝では海外勢の勢いが良かった。体重のある選手はしっかりと飛板を踏みこなし高さのある演技をして得点を伸ばした。一方、荒井は丁寧な演技を続けたが高得点にはつながらず結果7位。やはり飛板はしっかり板を踏み高さがないと高評価につながらないことを痛感させられた試合となった。



最終試合はグループA男子高飛込。
予選では日本の伊藤洸輝(JOCエリートアカデミー)と西田玲雄(大阪水泳学校)が登場し表彰台を目指した。
伊藤は高飛込を本格的に始めて間もないが、この予選では素晴らしい演技を連発し高得点を出した。終わってみるとほぼノーミスの試合。予選を終え6位で決勝に進んだ。西田も好調だったが予選では207Cをミス。予選は9位だった。
夜の決勝で伊藤は予選とは違いリズムを崩したように見えた。ジャンプが流れたり入水ラインが反ったりと細かなミスが続いてしまい結果12位。予選のときより大きく点数を後退させてしまった。シニアの試合では予選、準決勝、決勝と3試合に安定した演技が求められる。この大きく難しい課題を今後是非ともクリアしてもらいたい。



西田は前回のグループBチャンピオンという肩書きがズッシリとしたプレッシャーになっていたのかもしれない。決勝での演技を決めきれなかった。とくに2本目の207Cでは大きくショート。この時点で表彰台は遠のいてしまった。しかし諦めずに懸命に目の前の種目に集中する姿は立派の一言。結果は10位だった。まだ16歳。苦い経験は人を成長させる。課題に正面から向き合い頑張ってもらいたい。



この決勝はやはり外国勢が強かった。優勝した中国のリャン・イーシャンはパーフェクトに近い演技をした。とくに109Cは94.35点、会場からはどよめきが起こった。そして試合をさらに盛り上げたのは地元ロシアのニキータ・シュライカー選手だ。すでに飛板で金メダルと銀メダルを取っており、この高飛込では3つ目の表彰台、銀メダルを獲得した。3位は今年のインターユース大会(ドイツ)で優勝経験のあるイギリスのマシュー・ディクソン選手で、イギリスでは「次のトーマス・デイリーは彼だ」と言われているそうだ。

世界ジュニア選手権は全7日間の競技を全て終えました。選手たちは連日早朝から夜まで12時間以上もプールに滞在する過酷なスケジュールの中ベストを尽くしました。結果が伴わない現実の厳しさも経験しましたが、これを糧にさらに成長してくれることを期待したいと思います。

最後に極寒の地、ロシアまで熱い応援を届けてくださった翼JAPANサポーターの皆さま、本当にありがとうございました! 選手たちのこれからの頑張りにさらなる応援をよろしくお願いいたします!



世界ジュニア大会、佐々木が4位、板橋は6位

大会6日目はグループB男子3M飛板飛込とグループA女子高飛込が行われた。

グループA女子高飛込予選には26名の選手が出場。日本の佐々木那奈と板橋美波(ともにJSS宝塚)が得意とするこの種目に大きな期待がかかった。
佐々木は制限選択飛の入水をきっちりと決めて171点。その後の自由選択飛でも大きなミスなく予選を3位で通過し夜の決勝へと進んだ。
一方板橋は制限選択飛で苦戦した。201Bと301Bがオーバーして制限選択飛で148点。制限選択飛の点数はそのまま決勝へと持ち越されるのでとても大事なポイントとなる。自由選択飛は無難にまとめ決勝でのリベンジに賭けた。
決勝では佐々木が1本目、得意の405Bで足が台先に当たってしまった。入水はノースプラッシュだったものの減点。しかしその後は素晴らしい演技を続け、特に6243Dでは72点を叩き出した。ラストの演技ではトップを行くドイツ選手を追って佐々木とイギリス、カナダの3選手が表彰台を争ったが、佐々木が5235D(DD2.8)なのに対し他国勢は2人ともが5253B(DD3.2)を飛び、それを決めてきた。その結果、佐々木は悔しい4位となった。
板橋は決勝では107Bを109Cに種目変更して注目を浴びた。予選のあとに板橋が109Cの練習を始めるとあちらこちらにカメラを構えて録画する選手とコーチらの姿が見られた。板橋は407Cを無難にまとめると続く207Cはややオーバー目でこらえた。3本目の109Cでは素晴らしい宙返りをしてややオーバー目に入水して68点。会場からは大きな拍手がおくられた。ラストに5253Bを決めたものの終わってみるとトップと14点差の悔しい6位。ダブル表彰台を狙った佐々木と板橋だったが2人ともが涙を飲む結果となった。


グループB男子3M飛板飛込予選には32名の選手が出場。日本からは遠藤拓人(JOCエリートアカデミー)と山本馨(大分DC)が決勝を目指した。
遠藤は前日の高飛込とは打って変わり、堂々の演技をした。若干の入水角度のズレはあったものの大きなミスなく夜の決勝へと勝ち進んだ。
一方、山本は昨日の高飛込での失敗を胸に攻めの演技に徹したが入水を決められずに苦戦。初めての世界大会での予選突破はならなかった。
決勝では他国勢が予選よりもはるかに良い演技をした。遠藤は上位入賞を狙ったが、動きに硬さが見られ試合の雰囲気に飲まれた印象を受けた。本人も試合後に「決勝の雰囲気にのまれてしまった」と悔しい表情。自分の得意とする種目に対する思い入れの強さが過度の緊張を生んでしまったようだ。その結果10位であった。
勝ったのはロシアのルスラン・テノボイ選手。小柄ながら正確な板踏みと鋭い入水で、難易度で勝る中国の選手との勝負に競り勝った。

明日の4日は大会最終日。
グループB女子3M飛板飛込には荒井祭里(JSS宝塚)、グループA男子高飛込では西田玲雄(大阪水泳学校)がメダルを狙う。



世界ジュニア大会、5日目

世界ジュニア選手権は大会5日目を迎えた。この日はグループA男子1M飛板飛込、グループB男子高飛込、女子3M飛板シンクロが行われた。

グループA男子1M予選には伊藤洸輝(JOCエリートアカデミー)が出場。前半いいスタートだったが中盤に305Cをショートさせる痛恨のミス。また405Cでは板から距離が出過ぎてしまい点数を伸ばすことができず結果は17位。決勝へは進めなかった。
18時から行われた決勝は高難易度の嵐で12名全員が素晴らしいジャンプをした。勝負の差は助走が合うか合わないか、そのあたりのように思えた。
勝ったのは中国のチェン・リンハイ選手で、特に205Cと305Cが素晴らしかった。審判員の前で高さとスピード、鋭い入水を見せつけられると審判員たちは8.5点以上を出さざるを得なかったようだ。なお、表彰台には登れなかったが一番注目を浴びたのはコロンビア選手の種目だろう。彼の種目を紹介すると
107B
205C
305B
405B
5154B
1Mでこの種目である。

2試合目のグループB男子高飛込予選には遠藤拓人(JOCエリートアカデミー)と山本馨(大分DC)が出場。2人とも制限選択飛では水切れのいい演技もありまずまずの出来だったが、自由選択飛に入ると一気に守りの演技に入ったように見えた。入水角度を大きくショートさせる場面が続き、決勝進出のラインに届くことができなかった。ぜひこの失敗を次に生かしてさらなる成長を期待したい。

この試合、決勝ではグループBとあってまだ身体は小さいものの大人顔負けの演技で試合を盛り上げた。
地元の期待の星ルスラン・テノボイ選手は、将来ロシアを代表する選手になるだろうとの声が高い選手だ。キレのある動きと鋭い入水のリップエントリーという泡の出ないノースプラッシュが期待されたが、決勝では勝負に対する力みからか動きに固さが見られ実力を発揮することができなかった。しかしそれでも3位入賞は立派である。
2位にはメキシコのウィラーズ・ランダル選手が入り、ノーミスの演技で会場が大いに湧いた。助走をつけない107B、ノースプラッシュを決めた407C、207C、5253Bは見事で観客を味方につけた。優勝は中国のヤン・リン選手。抱え型がやや開くものの入水は見事でシニアでも十分通用するであろう。


5日目の最後、女子シンクロには15カ国の選手たちが出場した。まだ経験の浅いジュニアだがしっかりとした演技構成でいい演技がたくさん見られた。勝ったのは中国チーム。助走からピタリと息を合わせて圧巻であった。2位には地元ロシア、3位はオーストラリアだった。
ギャラリー
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